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Satoyama, Plants & Nature

西宮の自然 2016年 5~8月 

 このところHPの充実に力を入れており、ブログの更新はおろそかになっていました。身近な西宮市内の観察も怠っていなかったのですが、あまり目新しいものはなく、画像が溜まるまで置いておきました。今年に入って年始から5月はほとんど外出できず、少しの観察記録。6月後半からは田植え直後に水田に発生するカイエビ、ホウネンエビ、カブトエビの分布調査を行いました。
 7月はフィールドでの感覚を取り戻すため、身近な市内のフィールドに何度か出掛けて、行動範囲を広げていきました。
*画像クリックで、別ウィンドで表示されます。
FC2ブログの仕様が変わったのか、リンク先で大きな画像が表示されなくなってしまいました。
大きな画像(1024×768)を見る時は、リンク先の画像を別のウインドかタブで表示してください。


クサノオウ
Fig.1 クサノオウ (西宮市 2016.5/15)
西宮市中北部の船坂地区でのみ見られます。兵庫県下では緑色岩地に広く分布しています。
船坂周辺では花崗岩と凝灰岩が接触している地域で、凝灰岩中の成分が接触変性して石灰分が多くなった可能性が考えられます。この場所では西宮市内ではここでしか見られないナガバノヤノネグサなども生育しています。
関連ページ 関西の花・クサノオウ

ヤブウツギとコマルハナバチ
Fig.2 ヤブウツギと訪花したコマルハナバチ (西宮市 2016.5/15)
兵庫県では六甲山系では淡紅色のタニウツギのほか、濃紅色のヤブウツギが分布しています。
コマルハナバチは初夏のハナバチで、雌は黒色で腹の先は朱色となります。
クロマルハナバチは体毛が短く、低地の草原性蜂類で、近年は減少しています。
関連ページ 関西の花・ヤブウツギ

ハラビロトンボ
Fig.3 ハラビロトンボ (西宮市 2016.5/15)
西宮市内では中~北部にふつうに見られるトンボです。
一見するとメスのように見えますが、羽化したばかりの未成熟なオスです。
これから黒化して、さらに淡青色になっていきます。

クモキリソウ
Fig.4 クモキリソウ (西宮市 2016.6/20)
夕方、少し時間があったので西宮市内の六甲山系東部にある谷に入ってみました。
谷の本流から支谷へ入る林床にクモキリソウが点在していました。
西宮市内では2次林のやや湿った林床でよく見かけます。
関連ページ 関西の花・クモキリソウ

ヒメワラビ
Fig.5 ヒメワラビ (西宮市 2016.6/20)
木漏れ日の当たる渓流畔にヒメワラビが多数生育していました。
本来は明るい場所を好むシダなので、このまま樹木が生長するとやがては消える運命です。
関連ページ 関西の花/シダ・ヒメワラビ

トゲヤマイヌワラビ
Fig.6 トゲヤマイヌワラビ (西宮市 2016.6/20)
ヤマイヌワラビの1型。羽軸表面のトゲが顕著なもので、小羽片は混みあってつき、六甲山系ではよく見られます。
関連ページ 関西の花/シダ・ヤマイヌワラビ

ルリハムシ
Fig.7 ルリハムシ (西宮市 2016.6/20)
砂防ダム上の川原に生育するオオバヤシャブシの葉上にルリハムシがいました。
カバノキ科の樹木を広くホストとする美しいハムシです。


Fig.8 砂防ダムの溜まり (西宮市 2016.6/20)
周辺の樹木にはモリアオガエルの卵塊が多く、水中に孵化したオタマジャクシが見られ、水面にはミズスマシが泳いでいます。ミズスマシは画像では捉えにくいので動画にしました。

エゴノネコアシ
Fig.9 エゴノネコアシ (西宮市 2016.6/27)
今年もいろいろな場所でエゴノネコアシが見られました。
エゴノネコアシは虫えいで、中にエゴノネコアシアブラムシの棲家になっています。

アカクビナガハムシ
Fig.10 アカクビナガハムシ (西宮市 2016.6/27)
この時期に食痕のあるサルトリイバラをよく観察すると、アカクビナガハムシが見つかります。
シオデ、ヤマカシュウの葉上にもよく見られます。
関連ページ 関西の花・ヤマカシュウ

クチベニマイマイ
Fig.11 クチベニマイマイ (西宮市 2016.6/27)
西宮市内ではナミマイマイとともに分布する大型のカタツムリです。
晴天が続く中、葉にピッタリとくっつき、身体を貝殻の奥のほうに引っ込めています。

イチモンジカメノコハムシの幼虫
Fig.12 イチモンジカメノコハムシの幼虫 (西宮市 2016.6/27)
ムラサキシキブの葉上に特徴的な幼虫が見られました。脱皮殻や糞を背負ってゴミのようにカモフラージュしていますが、この特徴を知っていると見つけやすいものです。

カシルリオトシブミ
Fig.13 カシルリオトシブミ (西宮市 2016.6/27)
コナラなどの葉上でふつうに見られる甲虫ですが、ここではエビヅルやヨモギの葉上で沢山見られました。小さいながらも美しいオトシブミです。

ノアザミ
Fig.14 群生するノアザミ (西宮市 2016.6/27)
里山の田園地帯に移動すると、ノアザミが開花全盛でした。
土手では草刈りが始まっており、やがてはきれいに刈り取られてしまうのでしょう。
関連ページ 湿生植物・ノアザミ

トラマルハナバチ
Fig.15 訪花したトラマルハナバチ (西宮市 2016.6/27)
ふわふわの可愛いこのハチは送粉者として大活躍です。

ミゾカクシ
Fig.16 ミゾカクシ (西宮市 2016.6/27)
どこにでもある雑草ですが、休耕田で群生開花する姿は美しいものです。
関連ページ 湿生植物・ミゾカクシ

ヒロハノコウガイゼキショウ
Fig.17 ヒロハノコウガイゼキショウ (西宮市 2016.6/27)
休耕田にコウガイゼキショウに混じって点々と生えていました。
関連ページ 湿生植物・ヒロハノコウガイゼキショウ

イチョウウキゴケ
Fig.18 イチョウウキゴケ (西宮市 2016.6/27)
ミズオオバコが新葉を広げつつある休耕田ではイチョウウキゴケも生育していました。
陸生状態なので、胞子嚢をつくるか期待したいものです。
関連ページ 浮遊植物・イチョウウキゴケ

ミズユキノシタ
Fig.19 ミズユキノシタ (西宮市 2016.6/27)
西宮市内では自生地が限られる湿生植物です。水槽で水に沈ませて育てると美しい姿となるので、アクアリウムで使われます。
ここでは多湿な旧畑作地に生育しています。隣で小さな花をつけているのはトウバナ。
関連ページ 湿生植物・ミズユキノシタ

フタトゲチマダニ
Fig.20 フタトゲチマダニ (西宮市 2016.6/27)
シダを見にちょっとした草地に入ると、ズボンに3匹たかっていました。
付近はイノシシの多い場所なので、マダニが沢山いても不思議ではありません。
マダニ類は3回吸血すると、千~数千匹の稚ダニを生みます。
薄い色の衣服を着ていれば、たかられても発見が容易です。

黒穂病のクサヨシ
Fig.21 黒穂病のクサヨシ (西宮市 2016.6/27)
麦角菌に罹災したもので、麦角アルカロイドにより毒性がありますが、薬用にもされます。
イネ科草本でよく見かけますが、スゲなどのカヤツリグサ科でも時々見かけます。
関連ページ 湿生植物・クサヨシ

ハイイロゲンゴロウ
Fig.22 ハイイロゲンゴロウ (西宮市 2016.6/27)
水田で最もふつうに見られるゲンゴロウの仲間です。
水面から直接飛び立ってよく飛翔し、時々翅をブーブー鳴らします。

ネジバナ
Fig.23 ネジバナ (西宮市 2016.6/27)
水田の畦で沢山開花していました。今回はアップ画像で。
関連ページ 関西の花・ネジバナ

カワラマツバ
Fig.24 カワラマツバ (西宮市 2016.6/27)
西宮市北部の水田の土手や堤防でよく見られる草原性植物です。
ここでは農地の土手で旺盛に生育し、沢山の花をつけていました。

ネムノキ
Fig.25 ネムノキ (西宮市 2016.6/27)
里山の土手で開花中でした。
そろそろ日も傾き、これから葉が閉じようかというところです。

ホウネンエビ
Fig.26 ホウネンエビ (西宮市 2016.6/27)
カイエビやホウネンエビが沢山見られた水田が休耕田となったので、他の場所で見られないか探したところ、北部の水田5ヶ所で生息していました。谷津の奥の水田では水温が低いためか生息しておらず、谷津の下のほうの水田で見られました。
この水田ではホウネンエビ、カイエビ、チスイビル、ハイイロゲンゴロウ、コガムシが見られました。

タイコウチの幼生
Fig.27 タイコウチ幼生 (西宮市 2016.6/27)
一方で谷津奥の水田ではタイコウチの幼生が見られました。
この水田の素掘り排水路ではヒツジグサやヘラオモダカが生育しています。

ミズスギ
Fig.28 ミズスギ (西宮市 2016.6/27)
棚田の土手の急で被植の少ない斜面ではミズスギが見られます。
兵庫県版RDBではCランクとされています。胞子嚢穂はまだ上がっていません。
関連ページ 湿生植物・ミズスギ

オミナエシ
Fig.29 オミナエシ (西宮市 2016.6/27)
秋の七草として知られますが、6月の終わり頃から開花し始めます。
草地環境の遷移から減少しつつある種です。
関連ページ 湿生植物・オミナエシ

谷津奥の溜池
Fig.30 谷津奥の溜池 (西宮市 2016.6/27)
西宮市北部ではこのような溜池がまだ点在していて、潅漑用に機能している池もあります。
池にはご他聞に漏れずブラックバスが棲みついていますが、稀少な湿生植物も見られます。
画像手前側には浮葉植物のジュンサイが生育しています。
関連ページ 浮葉植物・ジュンサイ

シズイ
Fig.31 シズイ (西宮市 2016.6/27)
シズイはカヤツリグサ科の抽水植物で、兵庫県版RDBではBランクとされ減少傾向にあります。
西宮市では2ヶ所の溜池で生育しています。
関連ページ 抽水植物・シズイ

オニヤンマ
Fig.32 オニヤンマ (西宮市 2016.6/27)
まだ複眼が緑色に色付いていない、未成熟なオニヤンマが木陰で休んでいました。
西宮市北部では比較的ふつうに見られます。

キイトトンボ?
Fig.33 キイトトンボ? (西宮市 2016.6/27)
まだ色付いていないキイトトンボでしょうか?
アジアイトトンボではないので、残るはベニイトトンボかキイトトンボということになりますが・・・

ヤナギチビタマムシ
Fig.34 ヤナギチビタマムシ (西宮市 2016.6/27)
アカメヤナギの低木の葉上でヤナギチビタマムシが食事中でした。
チビタマムシの中では比較的よく見かける種です。

ヤブカンゾウ
Fig.35 ヤブカンゾウ (西宮市 2016.7/2)
谷筋の入口の土手でヤブカンゾウが開花しはじめていました。
つぼみはほんのり甘味があって美味しいので、よく献立に利用しています。
眼を付けていた群生地が開花前にさっぱり草刈りされて、悔しい思いをすることがよくあります。
関連ページ 関西の花・ヤブカンゾウ

オカトラノオ
Fig.36 オカトラノオ (西宮市 2016.7/2)
林縁ではオカトラノオが満開でした。
関連ページ 関西の花・オカトラノオ

マンネンタケ
Fig.37 マンネンタケ (西宮市 2016.7/2)
昨年に出た子実体の脇から、新しい子実体がでてきていました。
「霊芝(れいし)」と呼ばれて薬用として珍重されますが、それほど稀なものではありません。

ジャコウアゲハの前蛹
Fig.38 ジャコウアゲハの前蛹 (西宮市 2016.7/2)
社寺境内の机の足でジャコウアゲハの前蛹を見つけました。西宮市内にはホストとなるアリマウマノスズクサが多産するので、所々でジャコウアゲハが発生しています。
関連ページ 関西の花・アリマウマノスズクサ

ミドリリンガ
Fig.39 ミドリリンガ (西宮市 2016.7/2)
前翅が緑色、後翅が褐色の美しい蛾で、アラカシをホストとします。
道路の下をくぐる隧道の壁面で静止していました。

小さな溜池
Fig.40 谷津の小さな溜池 (西宮市 2016.7/2)
小さな溜池ですが、周囲の樹木にはモリアオガエルの卵塊が沢山ぶら下がり、水中にはミナミメダカ(ニホンメダカ)が生育し、水面をフトヒルムシロとジュンサイ、ヒツジグサが覆い、ハデフラスコモの生育も確認しています。

ノギラン
Fig.41 ノギラン (西宮市 2016.7/2)
ノギランは水田の土手や用水路脇などの湿った場所でよく見られます。
今回は用水路に倒れこんだ花序のアップ画像で。
関連ページ 湿生植物・ノギラン

カイエビ
Fig.42 カイエビ (西宮市 2016.7/2)
水田を覗き込むとカイエビが沢山泳いでいました。
カブトエビやホウネンエビと違って、西宮市内の水田ではまだまだあちこちで見ることができます。
短いながら動画もUPしてみました。


カブトエビ
Fig.43 カブトエビ (西宮市 2016.7/4)
ホウネンエビが健在なのが分かったので、ではカブトエビはどうなのか?と思い、平野部の水田を調べました。西宮市中部~南部の水田をかなり廻りましたが、確認できたのはわずか2枚の水田のみでした。平野部では水田が急速に無くなっているので、いずれ見れなくなる生き物のひとつでしょう。この水田は武庫川から水を引いており、水田内にミナミヌマエビが見られました。
画像とは別のもう1ヶ所の水田のものを動画にしました。


ミズハコベ
Fig.44 ミズハコベ (西宮市 2016.7/7)
近所の水田跡を散歩していると、水の溜まった溝の中でミズハコベが生育していました。
ミズハコベは西宮市内ではあまり見られない水田雑草で、湧水の湧くような場所に生育します。
ここも恐らく湧水がでているのでしょう。溝の中にはヤナギゴケも生育していました。
関連ページ 湿生植物・ミズハコベ

ミドリヒメワラビ
Fig.45 ミドリヒメワラビ (西宮市 2016.7/23)
西宮市ではまだミドリヒメワラビの記録が無かったので、以前見つけた里山の自生地に標本を採りに行きました。やや湿った半日陰に生育していることが多く、形は前出のヒメワラビに酷似します。
周囲にはミゾシダ、ヒメシダ、アオミズ、ミズタマソウ、ニョイスミレ、ミツバなどが生育していました。
関連ページ 関西の花/シダ・ミドリヒメワラビ

サトキマダラヒカゲ
Fig.46 サトキマダラヒカゲ (西宮市 2016.7/23)
バッタにサトクダマキモドキとヤマクダマキモドキがあるように、チョウにもサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲがあります。
サトキマダラヒカゲは丘陵や低山に、ヤマキマダラヒカゲはやや高所に生息しています。
いつも忙しく飛び回っては藪に入ってしまい、なかなか撮影させてくれないチョウです。

ヘラオオバコとモンキチョウ
Fig.47 ヘラオオバコとモンキチョウ (西宮市 2016.7/23)
河川の堤防で帰化植物のヘラオオバコにモンキチョウが止まっていました。
どうも口吻が伸びている様子はなさそうで、吸蜜しているのではなさそうです。

コシンジュガヤ
Fig.48 コシンジュガヤ (西宮市 2016.8/10)
今年はトリゲモ類の調査に本腰を入れていて、そろそろシーズンなので西宮市内の水田を探査しました。水田の畦では真っ白で可愛い実をつけるコシンジュガヤがお出迎え。
兵庫県では珍しくも無い種ですが、多くの都府県で絶滅危惧種に指定されています。
関連ページ 湿生植物・コシンジュガヤ

クルマバナ
Fig.49 クルマバナ (西宮市 2016.8/10)
用水路脇で草刈りに遭いながらも可憐な花を咲かせていました。
関連ページ 関西の花・クルマバナ

ミズオオバコ
Fig.50 ミズオオバコ (西宮市 2016.8/10)
西宮市内でも減農薬のため数多くの水田でミズオオバコが見られるようになってきました。
この水田では畦と稲の間をびっしりと埋めるほど群生していました。
関連ページ 沈水植物・ミズオオバコ

ミズオオバコ群落
Fig.51 ミズオオバコ群落 (西宮市 2016.8/10)
このような群落を西宮市内で見るのは初めてです。
このような水田では必ず数種のトリゲモ類が生育しているものです。

イトトリゲモ
Fig.52 イトトリゲモ (西宮市 2016.8/10)
上記の水田にホッスモとともに生育していました。
イトトリゲモは環境省の準絶滅危惧、兵庫県版RDBではCランクとされています。
糸状の細い葉が5輪性状につくこと、各節に2個の果実がつくことによって、この仲間では比較的見分けやすい種です。
関連ページ 沈水植物・イトトリゲモ

スズメウリ
Fig.53 スズメウリ (西宮市 2016.8/10)
ヨシ、ガマ、アゼナルコが茂った休耕田に、他物に絡みつくようにスズメウリが生育していました。
すでに未熟な果実を沢山つけていました。
関連ページ 湿生植物・スズメウリ

コヤブラン
Fig.54 コヤブラン (西宮市 2016.8/18)
いつも開花を逃している西宮市内にあるコヤブランの様子を見に行ってきました。
ネザサを掻き分けてみると、あまり花茎は上がっておらず、どうもパッとしません。
画像もあまりパッとしないものになってしまいました。
自生地は少なく、兵庫県版RDBではCランクとなっています。

イガガヤツリ
Fig.55 イガガヤツリ (西宮市 2016.8/22)
昨年見つけた社寺境内のイガガヤツリの様子を見に出掛けてきました。
一部草むしりされていましたが、広場の外部にも進出して生育領域が広がっており安泰でした。
関連ページ 湿生植物・イガガヤツリ

ウリクサ
Fig.56 ウリクサ (西宮市 2016.8/22)
イガガヤツリの周りの踏み付けに遭うような場所に、広く生育していました。
ここには外来種のニワサキタネツケバナが生育していますが、時期的に休眠期なのか、ほとんど確認できませんでした。
関連ページ 湿生植物・ウリクサ

コヒロハハナヤスリ
Fig.57 コヒロハハナヤスリ (西宮市 2016.8/22)
同じ境内にあるコヒロハハナヤスリも、胞子嚢穂を上げて元気に生育していました。
西宮市内では自生箇所が少ない小型のシダ植物です。
関連ページ 湿生植物・コヒロハハナヤスリ

市内北部の水田
Fig.58 市内北部の水田 (西宮市 2016.8/22)
ミズオオバコ、オモダカ、ミゾハコベがいい風情で生育し自然のビオトープになっています。
ここではかつてヒロハトリゲモが見られましたが、近年確認できていません。
水田に生育する1年性の水草は消長が極端で、ある年埋土種子から突然発生したりします。

クログワイ
Fig.59 クログワイ (西宮市 2016.8/22)
隣の水田では嫌われ者の水田雑草クログワイが小穂を上げ、雌性期を終えていました。
関連ページ 抽水植物・クログワイ

キカシグサとミズマツバ
Fig.60 キカシグサとミズマツバ (西宮市 2016.8/22)
キカシグサは環境の良い水田の指標となる水田雑草です。
ミズマツバは圃場整備や除草剤などで減少傾向にあり、兵庫県版RDBではCランクとされています。
関連ページ 湿生植物・キカシグサ
関連ページ 湿生植物・ミズマツバ

ミソハギ群落
Fig.61 ミソハギ群落 (西宮市 2016.8/22)
スズサイコの開花を待って、夕闇が迫るまで田園地帯を散策すると、休耕田でミソハギの大きな群落がありました。以前は点々と生育している程度でしたが、耕作放棄後の条件があっていたのか群生するようになっていました。ミソハギの名は、酒に漬けてそれを振って場所を清める「禊ぎ萩」が由来です。
関連ページ 湿生植物・ミソハギ

スズサイコ
Fig.62 スズサイコ (西宮市 2016.8/22)
スズサイコは草原環境の減少によって絶滅が危惧されていて、環境省の準絶滅危惧、全国では兵庫県と長野県を除いた各都道府県で絶滅危惧種に指定されていますが、西宮市をはじめとした兵庫県各地で比較的ふつうに見られます。花は夕方~早朝の夜間に開花し、日中の開花は見れません。
関連ページ 関西の花・スズサイコ

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