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Satoyama, Plants & Nature

8月中旬の花など 

 多忙にかまけ、8月分がなかなか更新できないまま、とうとう9月になってしまいました。8月中旬以降のものを2回に分けて駆け足で掲載します。
*画像クリックで、別ウィンドで表示されます。
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大きな画像(1024×768)を見る時は、リンク先の画像を別のウインドかタブで表示してください。


シデシャジン
Fig.1 シデシャジン (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
林縁でネザサとせめぎ合いをしている集団ですが、今年も健在でした。
大きな個体はすでに開花がほぼ終わっていましたが、小型の個体はまだ開花していました。
関連ページ 関西の花・シデシャジン

ナルコビエ
Fig.2 ナルコビエ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
最近あまり見かけなくなったナルコビエもまだ健在でした。
1個体ですが広がって大株になっています。
関連ページ 関西の花・ナルコビエ

オモダカ群落
Fig.3 オモダカ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
水田の休耕部に生育しており、丹波地方ではこのような狭葉品が多く見られます。
関連ページ 湿生植物・オモダカ

ミズオオバコとオモダカ
Fig.4 ミズオオバコと狭葉品オモダカ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
丹波地方では水田に生育するミズオオバコもかなり大型となり径40cmを越えるものもあります。
関連ページ 沈水植物・ミズオオバコ

オオハナワラビの展葉
Fig.5 展葉しはじめたオオハナワラビ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
兵庫県ではモトマチハナワラビに続いて展葉します。
関連ページ 関西の花・オオハナワラビ

ミヤマカラスアゲハ
Fig.6 吸水するミヤマカラスアゲハ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
谷沿いの林道を歩いていくと水の染み出ている場所で沢山のミヤマカラスアゲハの♂が吸水していました。カラスアゲハよりも銀青緑色の部分が多く、非常にきれいです。

タツノヒゲ
Fig.7 タツノヒゲ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
以前から探していた繊細なイネ科植物で、ようやく出会えたのですが、手前の溝状に割れた場所からキイロスズメバチが頻繁に出入りしており、近づくことができませんでした。
割れ目の中に巣があるようです。どうりでシカにも食われずに残っているわけです。

シカによる食害
Fig.8 シカの食害の様子 (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
ちなみに、この谷のシカの食害の様子です。
ネザサは食い尽くされ、周囲にはダンドボロギク、マツカゼソウ、イワヒメワラビ、コバノイシカグマ、クリンソウくらいしか残っていません。

ヒロハヤブソテツ
Fig.9 ヒロハヤブソテツ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
同じ谷ですが、足場の悪い岩場に着いているため、まだ食害を受けていません。

イケマの花
Fig.10 イケマの花に集まったアリ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
この手のガガイモ科の花にはアリがよく集まっていますが、受粉には役立っているのでしょうか?
他にはルリマルノミハムシが見られた程度で、大きな昆虫類は見られませんでした。

イカリモンガ
Fig.11 イカリモンガ (兵庫県丹波地方 2015.8/12)
昼間によく飛んでいるのを見かける蛾です。イケマの葉上で休んでいました。
食草はイノデ類とのことで、シダ類を食草とする数少ない鱗翅類です。

ヒキヨモギ
Fig.12 ヒキヨモギ (兵庫県播磨地方 2015.8/13)
観察会の下見に行ったところ、溜池の土堤に沢山のヒキヨモギが生育していました。
周辺にはカナビキソウ、ママコナ、オオヒキヨモギといった半寄生植物も見られました。
貧栄養地には、このような半寄生植物や食虫植物が多いのも特徴でしょう。
関連ページ 関西の花・ヒキヨモギ

ヒキヨモギの花
Fig.13 ヒキヨモギの花 (兵庫県播磨地方 2015.8/13)
オオヒキヨモギに較べて明るい黄色で、屋外ではより目立ちます。
生育場所もより明るく日当たり良い草地を好みます。

コガンピ
Fig.14 コガンピ (兵庫県播磨地方 2015.8/13)
別の溜池土堤ではコガンピが群生し、開花全盛となっていました。
この堤体ではキキョウやマネキシンジュガヤなどが見られました。
関連ページ 関西の花・コガンピ

メハジキ
Fig.15 メハジキ (兵庫県播磨地方 2015.8/13)
オオオナモミやワルナスビ、セイタカアワダチソウ、カナムグラなどが生える荒地状の旧畑作地に点在しています。時々撹乱のあるような荒地でよく見かける草本です。
関連ページ 関西の花・メハジキ

ケショウアザミ白桃品
Fig.16 ケショウアザミ (兵庫県播磨地方 2015.8/13)
ユウスゲやアイナエなどが見られる溜池土堤で、淡く桃色を帯びたケショウアザミが生育していました。シロバナケショウアザミは時々見かけますが、このようなものは初めて見ました。
関連ページ 関西の花・ノアザミ/ケショウアザミ

ミヤマノキシノブ
Fig.17 ミヤマノキシノブ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
定点調査地の湿地のカヤツリグサ科草本の調査のため、但馬地方に出掛けました。
ブナの大木や倒木、立ち枯れなどにはミヤマノキシノブがよく見られます。

ヤシャビシャクの果実
Fig.18 ヤシャビシャクの未熟な果実 (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
大きな倒木に着いていたもので、間近で見ることができてラッキーでした。
果実は紅葉の頃に熟すとのことです。

ヒメキマダラヒカゲ
Fig.19 ヒメキマダラヒカゲ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
キマダラヒカゲの仲間で、西日本では高標高地に現れる種です。
コンデジで撮影しましたが、画質がもう一つです。

ゴイシシジミ
Fig.20 ゴイシシジミ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
久しぶりに見ました。白黒の装いと、足先の黒点がキュートなシジミチョウです。
幼虫は昆虫食で、タケツノアブラムシ(ワタアブラムシ)を餌とします。
局所的に棲息し、数を減らしつつある種ですが、棲息地では複数の個体が見られることが多く、ここでも3頭ほど見られました。

コエゾゼミ
Fig.21 コエゾゼミ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
周囲の木々で沢山鳴いていましたが、すぐ近くの葉上で鳴いている個体がいたので、杖で葉を叩くと地表に落ちてきました。
拍手すると落ちてくると言われていますが、驚かすと飛ばずに落ちてくるのでしょうか?
画像は落下したものを近くの樹に止まらせて撮った、いわゆるヤラセ画像です。

アキアカネ
Fig.22 アキアカネ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
稜線上や山頂部には夥しい数の避暑中のアキアカネがいました。
まだ成熟していないので、それほど赤味が強くありません。

ミヤマイヌノハナヒゲ群落
Fig.23 ミヤマイヌノハナヒゲ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
近畿地方では但馬の高所のみで見られる種で、外見上はコイヌノハナヒゲとほとんど区別できません。
種を特定するには、小穂をほぐして、鱗片と痩果の観察が不可欠です。

ミヤマイヌノハナヒゲ・痩果と刺針状花披片
Fig.24 ミヤマイヌノハナヒゲの痩果と刺針状花披片(右拡大) (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
刺針状花披片は痩果よりも長く、下向きの小刺があってざらつきます。
他に鱗片に短い芒がある点も区別する上でのキーとなります。

アカモノ果実
Fig.25 アカモノの果実 (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
前回は開花していましたが、今回はすでに結実が見られました。
ツマトリソウやマイヅルソウは結実が見られず、根茎で栄養繁殖しているようです。
ここでの課題はアブラガヤ類の解決でしたが、アブラガヤとアイバソウの両種が生育していました。

ミヤマタニタデ
Fig.26 ミヤマタニタデ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
但馬地方の高所の登山道脇の湿った場所や沢沿いによく見られるアカバナ科の草本です。
タニタデやミズタマソウのように果実にはかぎ状の刺毛があります。

コイチヨウラン
Fig.27 コイチヨウラン (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
ミヤマタニタデを撮影している横で、同行のSさんが見つけたものです。
低木林の切れた斜面で十数個体が生育していました。小型のランで、引いた画像では特徴がハッキリしません。

コイチヨウランの花と葉
Fig.28 コイチヨウランの花と葉 (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
花は淡黄緑色で半開し、径8mmほど。唇弁は黄色で縁近くはやや朱を帯びていました。
葉は2cmほどの小さなもので1枚だけあって、葉脈はやや紫色を帯び、イチヨウランのような厚味はありません。

イブキヌカボ
Fig.29 イブキヌカボ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
沢にかかる滝の落ち口の斜面に生育しているもので、画像の角度がちょっと変な感じになってしまいました。最初はタツノヒゲかと思いましたが、小穂の枝の分枝の角度が狭く、詳細を調べたところイブキヌカボと判りました。

ミヤマワラビ
Fig.30 ミヤマワラビ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
林道沿いの小さな沢が流れ落ちる岩場に、わずかに生育している集団が健在でした。
兵庫県では高所に稀に見られるシダです。
関連ページ 関西の花・ミヤマワラビ

林道脇の草本
Fig.31 林道脇の草本 (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
高原の湿地へと移動中、林道脇のちょっとした岩場で夏の山の草本が開花していて賑やかでした。
多数のフシグロセンノウに混じって、カワミドリ、ソバナ、タニタデ、フジカンゾウなどが開花していました。

カリガネソウ
Fig.32 カリガネソウ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
カリガネソウもこの時期の花で、開花全盛でした。

オオミズアオ
Fig.33 オオミズアオ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
湿地の入り口近くで新鮮な個体が静止していました。
オオミズアオによく似たものにオナガミズアオがありますが、近頃はほとんど見かけません。

ミズオトギリ
Fig.34 ミズオトギリ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
湿地に到着したのは夕方頃だったので、ちょうど開花しているミズオトギリが見れました。
まだ開花し始めのものが多かったです。
関連ページ 湿生植物・ミズオトギリ

ヒメカンガレイ
Fig.35 ヒメカンガレイ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
ヒメカンガレイはようやく小花が開花しはじめている時期で、まだ結実はみられませんでした。
やはり、今年も有花茎が4稜っぽいものや、非常に細いものが見られました。
関連ページ 湿生植物・ヒメカンガレイ

エゾシロネ
Fig.36 エゾシロネ (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
ずっと開花期を逃していましたが、やっと花を見ることができました。

エゾシロネの花と果実
Fig.37 エゾシロネの花と果実 (兵庫県但馬地方 2015.8/16)
花はヒメシロネに較べると小さくて目立たず、萼は短いため、4個集まった分果の先が平らに見えます。

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category: 8月の花

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