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Satoyama, Plants & Nature

8月のフィールドで 8月上旬の但馬地方 

 山地では夏の花の開花ラッシュが始まりました。撮影画像も多いので、8月は数回に分けて掲載します。
*画像クリックで、別ウィンドで表示されます。
FC2ブログの仕様が変わったのか、リンク先で大きな画像が表示されなくなってしまいました。
大きな画像(1024×768)を見る時は、リンク先の画像を別のウインドかタブで表示してください。


イワタバコ
Fig.1 イワタバコ (但馬地方 2015.8/2)
この時期はちょっとした谷に入ると、どこでも紅紫色の花を沢山つけたイワタバコが見られます。

クサアジサイ
Fig.2 クサアジサイ (但馬地方 2015.8/2)
ヤマアジサイの開花が終わるとクサアジサイの開花最盛期となります。
イワタバコ同様、この時期の各所の谷間を飾る花です。

ホクリクイヌワラビ
Fig.3 ホクリクイヌワラビ (但馬地方 2015.8/2)
ウラボシノコギリシダかと思っていましたが、ひとはくの鈴木さんによるとこの谷のものは全てホクリクイヌワラビとのことです。
ノコギリシダとウラボシノコギリシダの雑種で、丸いソーラスと線形のソーラスが混じりますが、まだ時期的に早いようで葉裏にはソーラスが見られませんでした。

オオヒメワラビモドキ
Fig.4 オオヒメワラビモドキ (但馬地方 2015.8/2)
光田先生によると、オオヒメワラビモドキとオオヒメワラビの中間的なタイプのものとのことです。
シダはやはり一筋縄ではいきません。典型的なものを見つけて比較してみたいです。

ウスヒメワラビ
Fig.5 ウスヒメワラビ (但馬地方 2015.8/2)
繊細で涼しげな姿が好ましい夏緑性シダです。
ヤマソテツ、イワハリガネワラビ、オオフジシダとともに谷筋の急傾斜地に生育していました。

アズマヒキガエル
Fig.6 アズマヒキガエル (但馬地方 2015.8/2)
谷筋の岩上でまるで置物のように鎮座していました。
鼻先1cmほどまで手を近づけてもピクリともしません。

ヒダサンショウウオ幼生
Fig.7 ヒダサンショウウオの幼生 (但馬地方 2015.8/2)
別の谷では外鰓を持ったヒダサンショウウオの幼生が沢山見られました。
この地域にはハコネサンショウウオも分布するようですが、指先に爪はないのでヒダサンショウウオのはずです。

タイミンガサ
Fig.8 タイミンガサ (但馬地方 2015.8/2)
大きな葉がよく目立つキク科の大型草本。オオモミジガサとともに群生していました。
両種ともに、ここではシカの食害が見られます。
同じ山域に稀にあるニシノヤマタイミンガサはシカの忌避植物のようです。

タイミンガサの花
Fig.9 タイミンガサの花 (但馬地方 2015.8/2)
草体は大きいですが、頭花は筒状で非常に地味なものです。

ヒナノウスツボ
Fig.10 ヒナノウスツボ (但馬地方 2015.8/2)
この時期の湿った谷間で点々と開花しているのを見かけます。
小さな壷型の花がユニークです。

タニタデ
Fig.11 タニタデ (但馬地方 2015.8/2)
タデとつきますが、アカバナ科です。
同じ属のミズタマソウよりも繊細で、山地の谷筋でよく見かけます。

ウスゲミヤマシケシダ
Fig.12 ウスゲミヤマシケシダ (但馬地方 2015.8/2)
葉はやや2型性で、胞子葉の柄は長く、基部は粘液に覆われて粘ります。
同じ谷には近縁のハクモウイノデも見られ、ときに隣りあって生育していますが、雑種は作らないのでしょうか?

ギンバイソウ
Fig.13 ギンバイソウ (但馬地方 2015.8/2)
ギンバイソウも花盛りで、各所で開花しているものが見られました。
画像のように紅色を帯びたものから白花まで見られます。
この個体にはヨツスジハナカミキリが訪花中でした。

イケマ
Fig.14 イケマ (但馬地方 2015.8/2)
イケマはアイヌ語からそのまま名づけられた数少ない植物のひとつ。
イ=それ+ケマ=足で、「それ」とはカムイを表すとされ、薬草とされたほか、病魔や悪夢を祓う儀式にも使用されました。非常に霊力の高い神聖なものとされていたようです。

フシグロセンノウ
Fig.15 フシグロセンノウ (但馬地方 2015.8/2)
県南部の低地でフシグロが咲く頃、県中部以北の山地ではフシグロセンノウが咲いています。
小さな花を咲かせるフシグロと違って、遠くからでもよく目立ちます。

ソバナ
Fig.16 ソバナ (但馬地方 2015.8/2)
岨菜という名のとおり、林道脇の崖地にぶら下がるように咲いていました。

ヒメノガリヤス
Fig.17 ヒメノガリヤス (但馬地方 2015.8/2)
林道脇の崖地ではあちこちでヒメノガリヤスの涼しげな姿が見られました。
関連ページ 関西の花/イネ科・ヒメノガリヤス

ノリウツギに訪花したニンフホソハナカミキリ
Fig.18 ノリウツギを訪花したニンフホソハナカミキリ (但馬地方 2015.8/2)
よく目立つノリウツギの花には沢山の訪花昆虫が集まります。
他にはチャイロヒメハナカミキリが訪花していました。

モミジハグマ
Fig.19 モミジハグマ (但馬地方 2015.8/2)
葉が激しい食害を受けている個体が、存続の危機感(?)から、いち早く開花していました。
頭花は3個の小花からなり、捩れた裂片が特徴的です。葉の切れ込みの浅いものにオクモミジハグマがあります。

オオヤマサギソウ
Fig.20 オオヤマサギソウ (但馬地方 2015.8/2)
林縁の草地に開花個体が見られました。
ツレサギソウ属はなかなか同定の難しいものですが、茎下部に光沢のある大きな葉が2枚やや接近してつき、その上に2~7枚の小さな葉が離れてつき、唇弁が後方に反る点が本種のポイントになります。

コオニユリ
Fig.21 コオニユリ (但馬地方 2015.8/2)
県南部から中部では岩稜上で見かける機会が多いですが、ここでは湿地周縁部の日当たり良い草地で開花し始めていました。
関連ページ 関西の花・コオニユリ

キツリフネ
Fig.22 キツリフネ (但馬地方 2015.8/2)
このあたりでは半日陰の細流脇などでツリフネソウとともによく見かける花です。

ヒロハノコウガイゼキショウ
Fig.23 ヒロハノコウガイゼキショウ (但馬地方 2015.8/2)
高原地帯にある小さな休耕田の畦に生育していました。
かつてはマルバノサワトウガラシが見られた水田でしたが、その姿は見られず、ヒロハイヌノヒゲ、コナギ、タウコギ、イチョウウキゴケなどが生育していました。
関連ページ 湿生植物・ヒロハノコウガイゼキショウ

エゾアブラガヤ
Fig.24 エゾアブラガヤ (但馬地方 2015.8/2)
県南部ではやや稀なエゾアブラガヤですが、県北の高原地帯では比較的ふつうに見られます。
関連ページ 湿生植物・エゾアブラガヤ

ミツモトソウ
Fig.25 ミツモトソウ (但馬地方 2015.8/2)
兵庫県ではやや高所の湿地や流れの脇に生育しています。
ここでは林道脇の上記エゾアブラガヤ、オタカラコウなどが生育する小湿地で見られました。

バライチゴの果実
Fig.26 バライチゴの果実 (但馬地方 2015.8/2)
高原地帯の農地の土手でバライチゴが結実していました。味はとてもあっさりしています。
山地で見られるイチゴで、県南部では六甲山で見られます。

キツネノカミソリ
Fig.27 キツネノカミソリ (但馬地方 2015.8/2)
草刈りの行き届いた道端の土手ではキツネノカミソリがちょうど満開でした。

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