今期に見たスゲ
2014/06/21 Sat. 16:06 [edit]
そろそろ初夏のスゲのシーズンも終盤。今期も沢山のスゲを見ましたが、その中から何点か選んでみました。
画像:キンキカサスゲ、タマツリスゲ、コカンスゲ、アリマイトスゲ、マツバスゲ、
ササノハスゲ、ナルコスゲ、ミヤマジュズスゲ、ヤマジスゲ、ヤチカワズスゲ、
エナシヒゴクサ、ヤマテキリスゲ、テキリスゲ、アワボスゲ、ケタガネソウ、
ミセンアオスゲ、ヒロバスゲ、シラコスゲ、ヒロハノオオタマツリスゲ、ミノボロスゲ、
グレーンスゲ、コハリスゲ、ナガミヒメスゲ
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Fig.1 キンキカサスゲ (兵庫県丹波地方 2014.5/7)
水田の土手の下の溝に生えていました。
カサスゲより草丈が低いことが多く、花柱は長く結実期にも宿存します。
関連ページ 湿生植物・キンキカサスゲ

Fig.2 タマツリスゲ (兵庫県丹波地方 2014.5/7)
県内の内陸部ではあまり見かけないスゲです。
関連ページ 関西の花・タマツリスゲ

Fig.3 コカンスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
普段は素通りするスゲですが、久々に撮影。しかし、風に揺れてピンボケを量産。
関連ページ 関西の花・コカンスゲ

Fig.4 アリマイトスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
棚田の用水路脇に群生していました。
関連ページ 関西の花・アリマイトスゲ

Fig.5 マツバスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
アリマイトスゲのそばではマツバスゲが生育。より水際に近い場所に生えています。
関連ページ 湿生植物・マツバスゲ

Fig.6 ササノハスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
雑木林の林床斜面でよく見かけます。
関連ページ 関西の花・ササノハスゲ

Fig.7 ナルコスゲ (兵庫県但馬地方 2014.5/14)
渓流畔の岩上でヒメレンゲとともに生育していました。
ふつうに見られますが、美しいスゲです。
関連ページ 関西の花・ナルコスゲ

Fig.8 ミヤマジュズスゲ (兵庫県但馬地方 2014.5/14)
ヤマジスゲに似ていますが、小穂が雄雌性で、柱頭がヤマジスゲほど長くありません。
兵庫県では山地寄りに出てきます。
関連ページ 関西の花・ミヤマジュズスゲ

Fig.9 ヤマジスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
ミヤマジュズスゲよりも稀で、丘陵や低山の踏みつけのある林道や農道に出てきます。
関連ページ 関西の花・ヤマジスゲ

Fig.10 ヤチカワズスゲ (兵庫県摂津地方 2014.5/18)
貧栄養な湿地に現れる、花序が鉄条網のような特徴的なスゲ。
関連ページ 湿生植物・ヤチカワズスゲ

Fig.11 エナシヒゴクサ (兵庫県丹波地方 2014.5/18)
ヒゴクサに似るが、小穂には柄がほとんどありません。ヒゴクサよりかなり稀です。
関連ページ 湿生植物・エナシヒゴクサ

Fig.12 ヤマテキリスゲ (兵庫県丹波地方 2014.5/20)
テキリスゲに似ますが、葉縁は平滑で、手を切ることはありません。
関連ページ 湿生植物・ヤマテキリスゲ

Fig.13 テキリスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
こちらは手が切れてしまうほう。
関連ページ 湿生植物・テキリスゲ

Fig.14 アワボスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
農道脇の草地に大きな株が見られました。
関連ページ 関西の花・アワボスゲ

Fig.15 ケタガネソウ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
自宅の庭の草地斜面に、もとから生えていたものです。
自宅周辺から甲山にかけてはケタガネソウの分布域です。
関連ページ 関西の花・ケタガネソウ

Fig.16 ミセンアオスゲ (兵庫県播磨地方 2014.5/27)
イトアオスゲと酷似しますが、雌小穂は互いに離れてつきます。

Fig.17 ヒロバスゲ (兵庫県但馬地方 2014.5/30)
長い有花茎のほか、葉に隠れるようにして短い有花茎も出します。
関連ページ 関西の花・ヒロバスゲ

Fig.18 シラコスゲ (兵庫県摂津地方 2014.6/12)
渓流畔に小さな株が点々と生育していました。
関連ページ 湿生植物・シラコスゲ

Fig.19 ヒロハノオオタマツリスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
ブナ林の一角に数個体が点在していました。
関連ページ 関西の花・ヒロハノオオタマツリスゲ

Fig.20 ミノボロスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
登山道の両側に密生していますが、ここのものは移入とされています。
関連ページ 湿生植物・ミノボロスゲ

Fig.21 グレーンスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
林縁の湿った場所に密生していました。

Fig.22 コハリスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
木漏れ日が当たるような林縁や林床に点在しています。

Fig.23 ナガミヒメスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
ヒメスゲよりも果胞のくちばしが長いのが特徴。風衡地の低木下に生育していました。
画像:キンキカサスゲ、タマツリスゲ、コカンスゲ、アリマイトスゲ、マツバスゲ、
ササノハスゲ、ナルコスゲ、ミヤマジュズスゲ、ヤマジスゲ、ヤチカワズスゲ、
エナシヒゴクサ、ヤマテキリスゲ、テキリスゲ、アワボスゲ、ケタガネソウ、
ミセンアオスゲ、ヒロバスゲ、シラコスゲ、ヒロハノオオタマツリスゲ、ミノボロスゲ、
グレーンスゲ、コハリスゲ、ナガミヒメスゲ
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Fig.1 キンキカサスゲ (兵庫県丹波地方 2014.5/7)
水田の土手の下の溝に生えていました。
カサスゲより草丈が低いことが多く、花柱は長く結実期にも宿存します。
関連ページ 湿生植物・キンキカサスゲ

Fig.2 タマツリスゲ (兵庫県丹波地方 2014.5/7)
県内の内陸部ではあまり見かけないスゲです。
関連ページ 関西の花・タマツリスゲ

Fig.3 コカンスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
普段は素通りするスゲですが、久々に撮影。しかし、風に揺れてピンボケを量産。
関連ページ 関西の花・コカンスゲ

Fig.4 アリマイトスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
棚田の用水路脇に群生していました。
関連ページ 関西の花・アリマイトスゲ

Fig.5 マツバスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
アリマイトスゲのそばではマツバスゲが生育。より水際に近い場所に生えています。
関連ページ 湿生植物・マツバスゲ

Fig.6 ササノハスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/13)
雑木林の林床斜面でよく見かけます。
関連ページ 関西の花・ササノハスゲ

Fig.7 ナルコスゲ (兵庫県但馬地方 2014.5/14)
渓流畔の岩上でヒメレンゲとともに生育していました。
ふつうに見られますが、美しいスゲです。
関連ページ 関西の花・ナルコスゲ

Fig.8 ミヤマジュズスゲ (兵庫県但馬地方 2014.5/14)
ヤマジスゲに似ていますが、小穂が雄雌性で、柱頭がヤマジスゲほど長くありません。
兵庫県では山地寄りに出てきます。
関連ページ 関西の花・ミヤマジュズスゲ

Fig.9 ヤマジスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
ミヤマジュズスゲよりも稀で、丘陵や低山の踏みつけのある林道や農道に出てきます。
関連ページ 関西の花・ヤマジスゲ

Fig.10 ヤチカワズスゲ (兵庫県摂津地方 2014.5/18)
貧栄養な湿地に現れる、花序が鉄条網のような特徴的なスゲ。
関連ページ 湿生植物・ヤチカワズスゲ

Fig.11 エナシヒゴクサ (兵庫県丹波地方 2014.5/18)
ヒゴクサに似るが、小穂には柄がほとんどありません。ヒゴクサよりかなり稀です。
関連ページ 湿生植物・エナシヒゴクサ

Fig.12 ヤマテキリスゲ (兵庫県丹波地方 2014.5/20)
テキリスゲに似ますが、葉縁は平滑で、手を切ることはありません。
関連ページ 湿生植物・ヤマテキリスゲ

Fig.13 テキリスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
こちらは手が切れてしまうほう。
関連ページ 湿生植物・テキリスゲ

Fig.14 アワボスゲ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
農道脇の草地に大きな株が見られました。
関連ページ 関西の花・アワボスゲ

Fig.15 ケタガネソウ (兵庫県阪神地方 2014.5/22)
自宅の庭の草地斜面に、もとから生えていたものです。
自宅周辺から甲山にかけてはケタガネソウの分布域です。
関連ページ 関西の花・ケタガネソウ

Fig.16 ミセンアオスゲ (兵庫県播磨地方 2014.5/27)
イトアオスゲと酷似しますが、雌小穂は互いに離れてつきます。

Fig.17 ヒロバスゲ (兵庫県但馬地方 2014.5/30)
長い有花茎のほか、葉に隠れるようにして短い有花茎も出します。
関連ページ 関西の花・ヒロバスゲ

Fig.18 シラコスゲ (兵庫県摂津地方 2014.6/12)
渓流畔に小さな株が点々と生育していました。
関連ページ 湿生植物・シラコスゲ

Fig.19 ヒロハノオオタマツリスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
ブナ林の一角に数個体が点在していました。
関連ページ 関西の花・ヒロハノオオタマツリスゲ

Fig.20 ミノボロスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
登山道の両側に密生していますが、ここのものは移入とされています。
関連ページ 湿生植物・ミノボロスゲ

Fig.21 グレーンスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
林縁の湿った場所に密生していました。

Fig.22 コハリスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
木漏れ日が当たるような林縁や林床に点在しています。

Fig.23 ナガミヒメスゲ (兵庫県但馬地方 2014.6/15)
ヒメスゲよりも果胞のくちばしが長いのが特徴。風衡地の低木下に生育していました。
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