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Satoyama, Plants & Nature

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水中のコケ 

溜池畔の湧水泉
Fig.1 湧水の小さな泉
丹波地方の溜池畔の湿地に、湧水の溜まる小さな泉があります。
セリ、チドメグサ、ミズユキノシタ、ムツオレグサ、ミソハギなどが生育し、底が蘚類に覆われていて、以前からどんなコケが生えているのか気になっていたので調べてみました。

画像:ヤノネゴケ、ヤナギゴケ(?)、コツボゴケ、オオカサゴケ
   セリ、セリバオウレン、サワオグルマ、エグリトビケラの仲間、泉の水中動画
*画像は全てクリックすると拡大できます。

水中の様子
Fig.2 水中内の様子

spring02_0223.jpg
Fig.3 優占種はセリ

水中内の蘚類 1
Fig.4 水中の蘚類 その1
水中内で最も多く見られたコケです。

ヤノネゴケ 1
Fig.5 ヤノネゴケ
暗く性能の悪い手持ちの顕微鏡で四苦八苦しながら調べると、どうやらヤノネゴケのようでした。
水中でサクを上げているものは見られませんでした。

ヤノネゴケ 2
Fig.6 ヤノネゴケの枝の拡大
葉は三角状卵形で、先は次第に細くなって尖り、多くの葉は中肋が葉の2/3程度で終わる。
葉縁には細鋸歯がある。葉身細胞は細い六角状線形。

水中内の蘚類 2
Fig.7 水中の蘚類 その2
ヤノネゴケと違って枝は直立せず、多くは水平方向に広がっています。
見た目の印象はヤナギゴケですが、葉身が長いです。

ヤナギゴケ 1
Fig.8 ヤナギゴケ(?)
葉身の長さは3~4mmほどあり、図鑑の記述(1.5~2mm)とは一致しませんが、変異の多い種ということで、一応ヤナギゴケとしました。

ヤナギゴケ 2
Fig.9 ヤナギゴケ(?)の枝の拡大
形態的に候補に挙がったものはウカミカマゴケがありました。
しかし、ウカミカマゴケは国内の中部や東北の強酸性の水中に生育するようで、そのようなコケがここにあるとは考えにくいため除外しました。

ヤナギゴケのサク
Fig10 ヤナギゴケのサク
こちらは水中内でも点々とサクを上げていました。
少し透明感のあるサクでした。

泉で見られたトビケラsp.
Fig.11 泉で見られたトビケラsp.
泉の中では比較的大きな巣を持つトビケラの仲間が多く見られました。
巣は枯葉や繊維を横方向に綴ったもので、長さ2~3cmほどでした。
エグリトビケラの仲間ではないかと思います。

コツボゴケ
Fig.12 湿地を覆うコツボゴケ
泉の周りの湿地では、コツボゴケが地表を広く覆っていました。

オオカサゴケ
Fig.13 畦を覆うオオカサゴケ
近隣の溜池直下の湿田の畦はオオカサゴケが覆っていました。
関連ページ 「関西の花・コケ オオカサゴケ」

サワオグルマ出芽
Fig.14 サワオグルマの新芽
湿田脇にある小湿地ではサワオグルマが新葉を上げていました。
関連ページ 「湿生植物 サワオグルマ」

セリバオウレンの花
Fig.15 開花したセリバオウレン
周辺の林床ではセリバオウレンが開花しています。
今年も春がやって来ました。
関連ページ 「関西の花 セリバオウレン」


以下は今回とり上げた湧水泉の水中動画です。
今回は字幕もBGMもありませんが、ご参考までに。
動画画面の左上タイトル、「溜池畔にある湧水泉の水中画像 」をクリックすると、新しいウインドでYouTubeが立ち上がり、より大きな画面(640×480px)で見ることができます。
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