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Satoyama, Plants & Nature

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春から初夏の花 2 

5月の連休が終わった次の週でも残雪のため通行不能な林道があって予定を狂わせられましたが、最近になってようやく通行できるようになってきました。それでもまだ林道脇には雪が残っている場所もあり、冬場に大量の積雪があったことを実感します。大雪のため但馬地方の高所ではかなりシカが死んだようで、谷に入るとまだ白骨化していない死骸に出くわしたりします。
今回も前回に引き続いて、春から初夏の花などを掲載していきます。シダとスゲは後日別ページで掲載します。
*画像クリックで、別ウィンドで表示されます。
FC2ブログの仕様が変わったのか、リンク先で大きな画像が表示されなくなってしまいました。
大きな画像(1024×768)を見る時は、リンク先の画像を別のウインドかタブで表示してください。


ネコノメソウ類
Fig.1 渓流畔のネコノメソウ類 (兵庫県北播地方 2017.5/13)
ヒダボタン、キンシベボタンネコノメソウ、ツルネコノメソウが写っています。
ヒダボタンは画像中央下から右に、キンシベボタンネコノメソウは左、ツルネコノメソウは左から中央上に。
関連ページ 関西の花・ヒダボタン
関連ページ 関西の花・キンシベボタンネコノメソウ
関連ページ 関西の花・ツルネコノメソウ

ヒダボタンの花
Fig.2 ヒダボタンの花 (兵庫県北播地方 2017.5/13)
萼裂片は直立し、淡黄色~淡褐色、楕円形、鈍頭。雄蕊は8個で萼裂片とほぼ同長。葯は赤色~褐色。
花柱は2個で萼より短く、飛び出さない。
*この個体の萼裂片の色は、ヒダボタンとアカヒダボタンの中間的なものとのご指摘を受けました。このようなタイプがまとまって生育しているかどうか、今後注意が必要でしょう(2017.6/13追記)。

ツルネコノメソウ
Fig.3 ツルネコノメソウ (兵庫県北播地方 2017.5/13)
タチネコノメソウに少し似ていますが、開花中期頃に基部から走出枝を伸ばすので、区別は容易です。

チシマネコノメソウとツルネコノメソウ
Fig.4 チシマネコノメソウとツルネコノメソウ (兵庫県北播地方 2017.5/13)

チシマネコノメソウの花
Fig.5 チシマネコノメソウの花 (兵庫県北播地方 2017.5/13)
萼裂片は花時に平開し、卵形。雄蕊は8個で、花時に直立し、裂開直前の葯は鮮黄色または汚紅色。花柱は花時に直立し、きわめて短い。
イワネコノメソウにやや似るが、イワネコノメソウの葯はオレンジ色で、苞葉の鋸歯が目立つ。
関連ページ 関西の花・チシマネコノメソウ

ヒロハテンナンショウ
Fig.6 ヒロハテンナンショウ (兵庫県北播地方 2017.5/13)
この付近では比較的多く見かけます。小葉にほとんど柄が無く、花は葉よりも低い位置に着きます。
関連ページ 関西の花・ヒロハテンナンショウ

ジュウニキランソウ その1
Fig.7 ジュウニキランソウ その1 (兵庫県但馬地方 2017.5/13)
キランソウとジュウニヒトエの自然雑種で、両種の特徴が様々に出現する。
画像のものは花の大きさや色、やや白味を帯びた葉など、ジュウニヒトエの形質がやや勝っている。

ジュウニキランソウ その2
Fig.8 ジュウニキランソウ その2 (兵庫県但馬地方 2017.5/13)
こちらは花が小さくキランソウの形質が色濃いが、花数はキランソウよりも多い。

ヒゴスミレ
Fig.9 ヒゴスミレ (兵庫県但馬地方 2017.5/13)
播磨のススキ草原ではヒゴスミレの開花は終わっていましたが、但馬の高原では花盛りでした。
関連ページ 関西の花・ヒゴスミレ

フモトスミレ
Fig.10 フモトスミレ (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
但馬の草原ではスミレ類の最盛期を迎えており、斜面は賑やかでした。
関連ページ 関西の花・フモトスミレ

サクラスミレ
Fig.11 サクラスミレ (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
スミレの女王とも呼ばれ、スミレ類では最も花が大きく、県内では2ヶ所のススキ草原で見られます。
関連ページ 関西の花・サクラスミレ

野焼き跡で開花したサクラスミレ 
Fig.12 野焼き跡で開花したサクラスミレ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
サクラスミレは他のスミレ類よりも比較的遅く開花するため、連休の野焼き後のススキ草原で萌芽と同時に開花します。アケボノスミレのような開花の早い種は、野焼きの影響をモロに受けるため、開花が見られません。

ホコバスミレ
Fig.12 ホコバスミレ (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
主に高原地帯に生育するスミレの変種で、葉身基部がなで肩になります。
県内の高原草地ではフモトスミレとともに最もふつうに見られる無茎のスミレです。

ホソバキリガミネスミレ
Fig.13 ホソバキリガミネスミレ (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
スミレとホソバシロスミレの自然雑種ですが、ここでは片親はホコバスミレになります。

コマガタケスミレ?
Fig.14 コマガタケスミレ? (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
コマガタケスミレはスミレとフモトスミレの自然雑種ですが、花の様子はコマガタケスミレの特徴が出ていますが、葉の大きさが大きく、周辺には開花中のサクラスミレもあることから、サクラスミレの血が入っているかもしれません。

ニホンカイタチツボスミレ(仮称)
Fig.15 ニホンカイ タチツボスミレ (仮称) (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
野焼き区域で残雪のため焼けなかった細流脇で群生していました。
低木が被る周辺にはサンカヨウの若い個体が点在していました。
*葉が小さかったためニホンカイタチツボスミレと単純に判断しましたが、これは誤認で、葉が巻き、葉脈が明瞭なためタチツボスミレに変更しました(2017.6/13追記)。

ヒメヒゴタイの初期の葉
Fig.16 ヒメヒゴタイの初期の葉 (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
今回は草原性植物の稀少種の個体数調査で訪れました。
対象種はヒメヒゴタイ、ホソバノヤマハハコ、キセワタでしたが、ヒメヒゴタイはわずか10個体、ホソバノヤマハハコは見つからず、キセワタは40個体程確認できました。
ヒメヒゴタイは2年草であるため、野焼き対象区域では見られず、草刈りされる場所に生育しています。

キセワタの初期の葉
Fig.17 キセワタの初期の葉 (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
同属でよく見かけるメハジキの当年株の葉とよく似ています。
関連ページ 関西の花・キセワタ

ミヤコアザミの若い個体の根生葉
Fig.18 ミヤコアザミの若い個体の根生葉 (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
ミヤコアザミも遷移などの影響で減少しつつある草原性草本です。
以前観察していた場所では、今は全く見られなくなってしまいました。

ホクチアザミの新葉
Fig.19 ホクチアザミの新葉 (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
野焼き後の草原から新葉を出していました。
個体数は多く、あちこちで見られますが、秋の開花個体数はそれほど多くありません。
関連ページ 関西の花・ホクチアザミ

クシバタンポポ
Fig.20 クシバタンポポ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
但馬地方では瀬戸内側と違ってヤマザトタンポポとクシバタンポポが多く見られます。
ここではクシバタンポポが多く見られました。

クシバタンポポの総苞
Fig.21 クシバタンポポの総苞 (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
総苞外片は総苞の約1/2長で幅広く、中央部が盛り上がり、先端はこぶ状となります。

イタヤハマキチョッキリ
Fig.22 イタヤハマキチョッキリ (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
この時期から甲虫類の活動が活発になり、フィールドでよく見かけるようになります。
登山道脇の軸を切られて萎れたウリハダカエデに美しいイタヤハマキチョッキリが見られました。

ベニカミキリ
Fig.23 ベニカミキリ (兵庫県但馬地方 2017.5/21)
竹林周辺で飛翔しているのをよく見かけますが、ここでは灯火に飛来していました。

オオイワカガミ
Fig.24 オオイワカガミ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
移動中の林道脇の林床ではオオイワカガミが点在し、新鮮な花を沢山つけていました。
六甲山系で見られるものよりも、かなり大きな葉を持っています。
関連ページ 関西の花・オオイワカガミ

タムシバ
Fig.25 タムシバ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
遅くまで雪の残っていた場所では、まだタムシバが開花中でした。

オオタチツボスミレ
Fig.26 オオタチツボスミレ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
温帯林の明るい林床では、オオタチツボスミレの群落が満開の場所もありました。
関連ページ 関西の花・オオタチツボスミレ

モミジガサとニリンソウ 
Fig.27 モミジガサとニリンソウ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
例年ではこの時期のこの場所ではイチリンソウとラショウモンカズラが開花しているのですが、今年はニリンソウがまだ満開でした。
関連ページ 関西の花・モミジガサ
関連ページ 関西の花・ニリンソウ

ルイヨウボタン
Fig.28 ルイヨウボタン (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
ルイヨウボタンの花茎を上げていないものはあちこちで見かけますが、開花個体は少ないものです。
開花個体が見つかっても、今度はちょっとした風にも揺れて、なかなかよい画像が撮れなかったりします。

オククルマムグラ
Fig.29 オククルマムグラ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
この地域ではどこにいってもふつうに見られる草本です。

マルバネコノメソウ
Fig.30 マルバネコノメソウ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
遅くまで雪の残っていた谷筋ではマルバネコノメソウが開花していました。
関連ページ 関西の花・マルバネコノメソウ

マルバネコノメソウの花
Fig.30 マルバネコノメソウの花 (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
萼裂片は平開し、雄蕊は斜上し萼裂片より短く、葯は濃黄色。花柱はごく短い。

ウスバサイシン
Fig.31 ウスバサイシン (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
林縁部に点在しており、大型の個体は基部に沢山の花をつけていました。

ユキザサ
Fig.32 ユキザサ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
ユキザサも林縁部で開花し始めていました。
ルイスクビナガハムシとの出会いを期待しましたが、願いは叶いませんでした。
関連ページ 関西の花・ユキザサ

レンゲツツジ
Fig.33 レンゲツツジ (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
スキー場に出ると刈り込まれて背丈の低いレンゲツツジが開花していました。

サルマメ雄株
Fig.34 サルマメ雄株 (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
スキー場で古い土壌が残る場所ではサルマメが残存しています。
サルマメは雌雄異株で、これは5本の雄蕊を持った雄花をつける雄株です。

サルマメ雌株
Fig.35 サルマメ雌株 (兵庫県但馬地方 2017.5/22)
こちらは雌花をつける雌株で、雌花は球状の子房と3岐する花柱を持っています。

タツナミソウ
Fig.36 タツナミソウ (兵庫県加西市 2017.5/26)
北播地方に向かう途中立ち寄った溜池の土堤では、タツナミソウが多数開花していました。
この日は低山の山麓でオカタツナミソウも開花していました。
関連ページ 関西の花・タツナミソウ

サイハイラン
Fig.37 サイハイラン (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
毎年開花が見られる場所で、今年も多数の個体が開花していました。
関連ページ 関西の花・サイハイラン

サイハイランの花
Fig.38 サイハイランの花 (兵庫県播磨地方 2017.5/26)

ミヤマヨメナ
Fig.39 ミヤマヨメナ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
林床に群生しているミヤマヨメナが丁度満開でした。

ジャケツイバラ
Fig.40 ジャケツイバラ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
途上の道路脇ではあちこちでジャケツイバラが開花しています。
藪につかまったら大変な目に遭いますが、遠目で見るには綺麗なものです。

クリンソウ
Fig.41 クリンソウ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
シカの忌避植物であるためか、山間の少し開けたような谷間ではこのような光景をよく見かけます。
ここでは紅色~白色の様々な段階の花が咲いていました。
関連ページ 湿生植物・クリンソウ

ホソバテンナンショウ
Fig.42 ホソバテンナンショウ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
ホソバテンナンショウは標高1000m程度の山域でよく見かけます。
兵庫県では六甲山地と但馬~北播の山地で生育しています。
関連ページ 関西の花・ホソバテンナンショウ

ギンリョウソウ
Fig.43 ギンリョウソウ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
シカの食害によりほとんど下草のない林床で、ギンリョウソウがポツポツと顔を出していました。
ユウレイタケやスイショウランという呼称もあり、ふるくから親しまれていたことが解ります。

ギンリョウソウの花
Fig.44 ギンリョウソウの花 (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
青味を帯びた柱頭は粘性があります。他の花にはハネカクシの仲間が訪花していました。

ツクバネソウ
Fig.45 ツクバネソウ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
沢沿いのやや湿った林床で、林縁の方向に向かって精一杯花と葉を広げていました。

イワネコノメソウ
Fig.46 イワネコノメソウ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
沢沿いに果実期に入ったイワネコノメソウが群生していました。
チシマネコノメソウに似ていますが、苞葉の鋸歯が目立ちます。

果実期のコガネネコノメソウ 
Fig.47 果実期のコガネネコノメソウ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
2個の心皮はほぼ同形。

コケイラン
Fig.48 コケイラン (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
社寺林の林床にコケイランとエビネが点在していました。
今回はまとまりのよかったコケイランのほうを掲載しました。
関連ページ 関西の花・コケイラン

コケイランの花
Fig.49 コケイランの花 (兵庫県播磨地方 2017.5/26)

クルマムグラ
Fig.50 クルマムグラ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
兵庫県では前掲のオククルマムグラよりも見かける機会の少ない草本です。
オククルマムグラには茎に小さな刺がありますが、クルマムグラは平滑です。

ゴマキの花に集まるハナカミキリ類
Fig.51 ゴマキの花に集まるハナカミキリ類 (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
ゴマキはシカが匂いを嫌うのか忌避植物となっていて、低木が沢山残っています。
ちょうど開花全盛で、ハナカミキリの仲間が訪花していました。
画像中にはセスジヒメハナカミキリとフタオビヒメハナカミキリが見られます。

キクビアオハムシ
Fig.52 キクビアオハムシ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
沢沿いのオオバアサガラの葉上に多数のキクビアオハムシ見られました。
キクビアオハムシはオオバアサガラを食す集団とサルナシを食草とする集団があるとのことです。

アオウスチャコガネ
Fig.53 アオウスチャコガネ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
この時期によく見かける小さな甲虫で、体色は茶褐色から黒藍色まで変異幅が広い。

ニジゴミムシダマシ
Fig.54 ニジゴミムシダマシ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
木製ベンチの基礎コンクリートの上を歩いていたものです。
木製ベンチにはキノコの発生が見られないので、たまたま飛んできたものかもしれません。

アカハネムシの仲間
Fig.55 アカハネムシの仲間 (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
開けた河原で休憩していたところ、この虫が飛んできて枯れ枝に止まりました。
アカハネムシの仲間は区別が難しいのですが、おそらくヒメアカハネムシではないかと思います。

ゴホンダイコクコガネ
Fig.56 ゴホンダイコクコガネ (兵庫県播磨地方 2017.5/26)
河原でスゲ類の観察をしていたところ、近くのシカの糞が動いたので、小枝で周囲を掻き分けてみるとゴホンダイコクコガネがいました。
シカの増加により増えているようで、もう少しサイズが大きければ人気が出たことでしょう。

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