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Satoyama, Plants & Nature

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サラシナショウマの咲く植林地 

 連休最終日、観察会が終わった後の午後、時間がたっぷりあったので丹波地方の森林に出掛けてきました。そろそろサラシナショウマが見頃かと思いましたが、まだ少し早いようでした。帰りは渋滞が激しく、帰宅したのは夜の9時になりました。翌日は植物誌研究会有志による稀少種の自生地調査で播磨地方へ。翌々日は京都での調査で、その一部を掲載しました。
*画像クリックで、別ウィンドで表示されます。
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大きな画像(1024×768)を見る時は、リンク先の画像を別のウインドかタブで表示してください。


秋の山野の花々
Fig.1 秋の山野にて (兵庫県篠山市 2016.10/10)
クリ園跡が適度に草刈りされる草地になっていて、そこでノコンギク、ヤマハッカ、ミゾソバ、イヌタデなどの野草が咲き乱れていました。秋たけなわといった光景です。ここは春になるとキンキエンゴサクやイチリンソウが咲き乱れます。
関連ページ 湿生植物・ノコンギク

ヤマハッカ
Fig.2 ヤマハッカ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
刈り取りの終わった水田の土手で群生するヤマハッカが開花全盛でした。
里山の秋を彩る花のうちのひとつで、草刈りがされるような場所で見られます。
関連ページ 関西の花・ヤマハッカ

サラシナショウマ
Fig.3 サラシナショウマ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
サラシナショウマはまだ開花しはじめで、完全に開花した花序をもつものはこの個体のみでした。
植林地内に点在していますが、同じ林内にはイヌショウマも混生していますがすでに開花は終わっています。

サラシナショウマの花序
Fig.4 サラシナショウマの花序 (兵庫県篠山市 2016.10/10)
花序にはイヌショウマよりも密に花がつき、太く見え、イヌショウマよりも強壮な印象を与えます。

サラシナショウマの花
Fig.5 サラシナショウマの花 (兵庫県篠山市 2016.10/10)
イヌショウマの小花はほぼ無柄ですが、サラシナショウマの花には明瞭な柄があります。
柄があるために花序全体が太く見えます。

ミカエリソウ群落
Fig.6 ミカエリソウ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
サラシナショウマが生育する植林地内にはミカエリソウの群落もよく発達しています。
他に多種多様なシダ類、モミジガサ群落、ヤマトキホコリなどが生育しています。

ミカエリソウの花
Fig.7 ミカエリソウの花 (兵庫県篠山市 2016.10/10)
開花期には葉が虫の食害を受けてボロボロになっているものがほとんどです。
花は花序の下から咲き上がり、花冠から雄蕊と雌蕊が突出します。

ヤマミズのマット
Fig.8 ヤマミズのマット (兵庫県篠山市 2016.10/10)
近隣の植林地ではヤマミズがマット状に群生している場所もあります。
かなりの面積を占有しており、見事な群落となっています。

オオバチドメのマット
Fig.9 オオバチドメのマット (兵庫県篠山市 2016.10/10)
ヤマミズのマットを踏んで奥に行くと、今度はオオバチドメが見事なマット状の群落を形成しています。隣接してハダカホオズキ、マルバノホロシ、マルミノヤマゴボウ、オニルリソウなどが生育しています。
関連ページ 湿生植物・オオバチドメ

果実期のオオバチドメ
Fig.10 果実期のオオバチドメ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
この時期は丁度オオバチドメの果実期にあたり、果実の観察ができます。
果実の形状を見るとセリ科の特徴がよく出ています。

果実期のハダカホオズキ
Fig.11 果実期のハダカホオズキ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
このあたりではハダカホオズキが林床にごくふつうに見られます。
ナス科草本はまだまだ不勉強で、そろそろじっくり観察しようと思っています。

果実期のイガホオズキ
Fig.12 果実期のイガホオズキ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
ハダカホオズキよりも個体数の少ないナス科草本で、イガイガの果実をたわわに稔らせていました。

モトマチハナワラビ
Fig.13 モトマチハナワラビ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
このあたりの植林地ではモトマチハナワラビが比較的よく見られます。
比較的空中湿度の高い植林地が多く、オオハナワラビ、アカハナワラビと混生しています。
関連ページ 関西の花/シダ・モトマチハナワラビ

アカハナワラビ
Fig.14 アカハナワラビ (兵庫県篠山市 2016.10/10)
山麓の社寺境内で3個体が生育しているのを見つけました。
まだ胞子嚢は弾けておらず、もちろん葉の紅変は始まっていません。
関連ページ 関西の花/シダ・アカハナワラビ

ハナワラビsp.
Fig.15 ハナワラビsp. (兵庫県篠山市 2016.10/10)
この社寺境内にはアカハナワラビとともにエゾフユノハナワラビの影響を受けたようなハナワラビ、オオハナワラビが混生しています。また裏山の谷筋にはモトマチハナワラビが生育しています。
このタイプは混生地で見られる浸透交雑を繰り返したと考えられるやっかいな個体です。

ハナワラビsp.の栄養葉
Fig.16 ハナワラビsp.の栄養葉 (兵庫県篠山市 2016.10/10)
羽片はニンジンの葉のように細裂し、裂片にはカスリ模様が見られ、中軸と羽軸の交点は紅変しています。冬が深まるにつれて葉面全体に紅変が進むことが予想されます。

ニホンミツバチの営巣
Fig.17 ニホンミツバチの営巣 (兵庫県神崎郡 2016.10/11)
この日は兵庫県内で新たな新産種の自生地調査でした。
調査地近くのスギの根元にある洞でニホンミツバチが営巣し、沢山のミツバチが出入りしていました。

カリガネソウ
Fig.18 カリガネソウ (兵庫県神崎郡 2016.10/11)
調査後に河畔山際のカリガネソウ自生地に立ち寄りました。
山の林床はシカの食害でほとんど裸地となっていますが、岩場ではミサキカグマなどのシダ類がかろうじて見られました。カリガネソウは強い臭いがあり、シカが好まないようです。

カヤランとクモラン
Fig.19 カヤランとクモラン (兵庫県加西市 2016.10/11)
社寺の梅林のウメの樹におびただしい量の地衣類とともに着生し、両種とも果実をつけていました。
カヤランの大きな果実が目立ちます。
関連ページ 関西の花・カヤラン
関連ページ 関西の花・クモラン

イヌセンブリ
Fig.20 イヌセンブリ (京都府南丹地方 2016.10/12)
この日は京都側の自然度の高い里山のフロラ調査。
休耕田の土手ではイヌセンブリが開花中でした。
関連ページ 湿生植物・イヌセンブリ

サンインヒキオコシ
Fig.21 サンインヒキオコシ (京都府南丹地方 2016.10/12)
サンインヒキオコシはヒキオコシよりもアキチョウジによく似ています。
ここでは水田の土手に点在し、アキチョウジよりも花は紫色が濃く、草体の色は明るく、コントラストが鮮やかです。


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