冬に見るシダ3 さらに足を伸ばして
2013/01/30 Wed. 19:45 [edit]
前回に続いて、今回は兵庫県東部内陸の山間渓流の常緑性シダをいくつか紹介。(2/4 更新)
カミガモシダ、シシラン、コウヤコケシノブ、ホソバコケシノブ、アオホラゴケ、カラクサシダ、ヤノネシダ、ミヤマノコギリシダ、シノブカグマ、サキモリヒロハイヌワラビ、ミヤマイタチシダ、フモトシダ、オオカナワラビ、オオバノハチジョウシダ、オニヒカゲワラビ、トウゲシバ、モトマチハナワラビ(暫定)、ヒメカナワラビ、オオキヨズミシダ
*画像は全てクリックすると拡大できます。

Fig.1 渓流畔のコケむした倒木に生えるシダ類
オオスギゴケやサナダゴケ類、ムチゴケなどが繁茂する倒木上にカミガモシダやヌリトラノオが生えています。
こういう素敵な光景と出会えるので、冬でも自然観察がやめられません。

Fig.2 カミガモシダ
兵庫県下ではチャートの露岩の存在する場所に多い、美しいシダ。
ここでは朽ちた切り株上にコウヤコケシノブとともに生育していました。

Fig.3 チャートの露岩に群生するシシラン
丹波地方の谷沿いではシシランの見事な群落がよく発達しています。

Fig.4 コウヤコケシノブに覆われた岩壁
谷筋の到るところで見られます。

Fig.5 ホソバコケシノブ
コウヤコケシノブに次いでよく見かけるコケシノブの仲間。

Fig.6 アオホラゴケ
コウヤコケシノブやホソバコケシノブよりも出会う機会が少ないコケシノブの仲間。
渓流沿いの倒木や岩壁に生育している。

Fig.7 アオホラゴケ葉身に見られる偽脈
葉を日に透かしてルーペで見ると、主脈と葉縁の間に不連続な皺状の脈「偽脈」が見える。
偽脈はウチワゴケを除くとアオホラゴケのみに見られ、近似種との重要な区別点となる。

Fig.8 カラクサシダ
渓流畔や岩壁のコケの間に埋もれるようにして生える小さなシダ。
コケシノブの仲間よりも少なく、コケの観察ついでに見つかることが多い。
ここではシノブゴケ類やオオトラノオゴケなど、比較的大型のコケとともに巨岩に生えていた。
この日はコケの写真も沢山撮ったが、それはまた後日に・・・

Fig9. ヤノネシダ
自生地自体は少ないが、自生箇所では岩壁から石垣、地上など、到るところで繁殖している。
これは旧い石垣に着生しているもの。
隣の谷ではコタニワタリが非常に多かったが、この谷筋ではヤノネシダばかり。

Fig.10 ミヤマノコギリシダ
典型的なミヤマノコギリシダに近いものだと思う。
ホソバノコギリシダというのも一度見てみたいものです。

Fig.11 シノブカグマ
きれいでカッコいいシダなんですが、羽片が一部欠損していて残念。

Fig.12 サキモリヒロハイヌワラビ
サキモリイヌワラビ(?)としていましたが、細部の画像によりサキモリヒロハイヌワラビ(ニセイズイヌ、ヒロハ×サキモリ)だろうと教えていただきました。
サキモリイヌワラビとヒロハイヌワラビの雑種とのことです。
以下、Fig.13~16までは細部などの関連画像です。

Fig.13 Fig.12標本の最下羽片裏面
羽片には柄があります。 ソーラスは三日月形で下端は中肋に接しています。

Fig.14 葉軸と羽軸の微毛
葉軸と羽軸には先の丸い微毛(おそらくは腺毛)が生えている。

Fig.15 葉柄基部
葉柄基部には黒褐色の鱗片が見られる。

Fig.16 付近で見られた個体
5m離れた場所のもの。これはサキモリイヌワラビかもしれないとのこと。
Fig.12と大きさは変わらないが、ソーラスは未発達でした。

Fig.17 ミヤマイタチシダ
常緑シダですが、冬場にはへたっている葉がほとんど。特に胞子をつけた葉はぼろぼろ。

Fig.18 フモトシダ
光の入る明るい林床では大きく育ったフモトシダが群生していました。

Fig.19 オオカナワラビ
兵庫県ではなぜか記録の少ないシダです。近くにはオニカナワラビも見られました。

Fig.20 オオバノハチジョウシダ
谷の入り口の開けた場所に生えていることが多く、シカの忌避植物です。
大型のシダで1mを超えるものもザラに見かけます。

Fig.21 オニヒカゲワラビ
夏緑性大型シダで、シカの忌避植物。シカの食害の多い谷の林道脇でへたってました。

Fig.22 トウゲシバ
山麓の植林地に沢山生えています。

Fig.23 モトマチハナワラビ(?)
シカ防護柵に囲まれた放棄クリ園と植林地の境界あたりに点在していました。
胞子葉を上げたもののほとんどがノウサギかノネズミの食害を受けていました。
モトマチハナワラビではないかとのご指摘を受けました。(コメント欄参照)
少し調べてみる必要がありそうです。

Fig.24 葉の画像
葉は平面的に広がり、裂片は細く、葉面には光沢があります。

Fig.25 葉縁鋸歯
鋭く尖った鋸歯が目立ちます。後のハナワラビ類の葉の比較のために。

Fig.26 ヒメカナワラビ
これは神戸市の低山で撮影したもの。
兵庫県ではこのシダが出てくると、他にも面白い植物を見ることができます。
次に紹介するオオキヨズミシダとは一見すると区別がつきません。

Fig.27 オオキヨズミシダ
こちらは西宮市の渓流畔に生育しているもの。
両種を確実に見分けるには葉裏のソーラスのつき方を調べる。
ヒメカナワラビのソーラスは、葉身の下部中軸寄りから外に向けてつく。
オオキヨズミシダのソーラスは羽片の上部からついていく。
西宮市には両種がともに見られる場所があり、なかなか紛らわしい。
(2013.2/4更新)
カミガモシダ、シシラン、コウヤコケシノブ、ホソバコケシノブ、アオホラゴケ、カラクサシダ、ヤノネシダ、ミヤマノコギリシダ、シノブカグマ、サキモリヒロハイヌワラビ、ミヤマイタチシダ、フモトシダ、オオカナワラビ、オオバノハチジョウシダ、オニヒカゲワラビ、トウゲシバ、モトマチハナワラビ(暫定)、ヒメカナワラビ、オオキヨズミシダ
*画像は全てクリックすると拡大できます。

Fig.1 渓流畔のコケむした倒木に生えるシダ類
オオスギゴケやサナダゴケ類、ムチゴケなどが繁茂する倒木上にカミガモシダやヌリトラノオが生えています。
こういう素敵な光景と出会えるので、冬でも自然観察がやめられません。

Fig.2 カミガモシダ
兵庫県下ではチャートの露岩の存在する場所に多い、美しいシダ。
ここでは朽ちた切り株上にコウヤコケシノブとともに生育していました。

Fig.3 チャートの露岩に群生するシシラン
丹波地方の谷沿いではシシランの見事な群落がよく発達しています。

Fig.4 コウヤコケシノブに覆われた岩壁
谷筋の到るところで見られます。

Fig.5 ホソバコケシノブ
コウヤコケシノブに次いでよく見かけるコケシノブの仲間。

Fig.6 アオホラゴケ
コウヤコケシノブやホソバコケシノブよりも出会う機会が少ないコケシノブの仲間。
渓流沿いの倒木や岩壁に生育している。

Fig.7 アオホラゴケ葉身に見られる偽脈
葉を日に透かしてルーペで見ると、主脈と葉縁の間に不連続な皺状の脈「偽脈」が見える。
偽脈はウチワゴケを除くとアオホラゴケのみに見られ、近似種との重要な区別点となる。

Fig.8 カラクサシダ
渓流畔や岩壁のコケの間に埋もれるようにして生える小さなシダ。
コケシノブの仲間よりも少なく、コケの観察ついでに見つかることが多い。
ここではシノブゴケ類やオオトラノオゴケなど、比較的大型のコケとともに巨岩に生えていた。
この日はコケの写真も沢山撮ったが、それはまた後日に・・・

Fig9. ヤノネシダ
自生地自体は少ないが、自生箇所では岩壁から石垣、地上など、到るところで繁殖している。
これは旧い石垣に着生しているもの。
隣の谷ではコタニワタリが非常に多かったが、この谷筋ではヤノネシダばかり。

Fig.10 ミヤマノコギリシダ
典型的なミヤマノコギリシダに近いものだと思う。
ホソバノコギリシダというのも一度見てみたいものです。

Fig.11 シノブカグマ
きれいでカッコいいシダなんですが、羽片が一部欠損していて残念。

Fig.12 サキモリヒロハイヌワラビ
サキモリイヌワラビ(?)としていましたが、細部の画像によりサキモリヒロハイヌワラビ(ニセイズイヌ、ヒロハ×サキモリ)だろうと教えていただきました。
サキモリイヌワラビとヒロハイヌワラビの雑種とのことです。
以下、Fig.13~16までは細部などの関連画像です。

Fig.13 Fig.12標本の最下羽片裏面
羽片には柄があります。 ソーラスは三日月形で下端は中肋に接しています。

Fig.14 葉軸と羽軸の微毛
葉軸と羽軸には先の丸い微毛(おそらくは腺毛)が生えている。

Fig.15 葉柄基部
葉柄基部には黒褐色の鱗片が見られる。

Fig.16 付近で見られた個体
5m離れた場所のもの。これはサキモリイヌワラビかもしれないとのこと。
Fig.12と大きさは変わらないが、ソーラスは未発達でした。

Fig.17 ミヤマイタチシダ
常緑シダですが、冬場にはへたっている葉がほとんど。特に胞子をつけた葉はぼろぼろ。

Fig.18 フモトシダ
光の入る明るい林床では大きく育ったフモトシダが群生していました。

Fig.19 オオカナワラビ
兵庫県ではなぜか記録の少ないシダです。近くにはオニカナワラビも見られました。

Fig.20 オオバノハチジョウシダ
谷の入り口の開けた場所に生えていることが多く、シカの忌避植物です。
大型のシダで1mを超えるものもザラに見かけます。

Fig.21 オニヒカゲワラビ
夏緑性大型シダで、シカの忌避植物。シカの食害の多い谷の林道脇でへたってました。

Fig.22 トウゲシバ
山麓の植林地に沢山生えています。

Fig.23 モトマチハナワラビ(?)
シカ防護柵に囲まれた放棄クリ園と植林地の境界あたりに点在していました。
胞子葉を上げたもののほとんどがノウサギかノネズミの食害を受けていました。
モトマチハナワラビではないかとのご指摘を受けました。(コメント欄参照)
少し調べてみる必要がありそうです。

Fig.24 葉の画像
葉は平面的に広がり、裂片は細く、葉面には光沢があります。

Fig.25 葉縁鋸歯
鋭く尖った鋸歯が目立ちます。後のハナワラビ類の葉の比較のために。

Fig.26 ヒメカナワラビ
これは神戸市の低山で撮影したもの。
兵庫県ではこのシダが出てくると、他にも面白い植物を見ることができます。
次に紹介するオオキヨズミシダとは一見すると区別がつきません。

Fig.27 オオキヨズミシダ
こちらは西宮市の渓流畔に生育しているもの。
両種を確実に見分けるには葉裏のソーラスのつき方を調べる。
ヒメカナワラビのソーラスは、葉身の下部中軸寄りから外に向けてつく。
オオキヨズミシダのソーラスは羽片の上部からついていく。
西宮市には両種がともに見られる場所があり、なかなか紛らわしい。
(2013.2/4更新)
冬に見るシダ2 ちょっと足を伸ばして
2013/01/12 Sat. 12:54 [edit]
前回(前回はコチラ)に引き続き、シダを見に行ってきました。
今回は西宮市から出て、播磨・丹波地方へ出掛けました。
アツギノヌカイタチシダマガイらしきシダが生えている林道崖地を見てきました。

Fig.1 オオベニシダ 林道の入り口に沢山生えています。
西宮市に多いトウゴクシダと似ていますが、トウゴクシダよりも葉質は薄く、
葉柄基部の隣片はトウゴクシダが黒褐色に対し、オオベニシダは褐色となる。

Fig.2 ヒメイタチシダ 崖から下がるように生えています。
冬場ということもあって、葉が少しへたれてます。

Fig.3 アツギノヌカイタチシダマガイらしきシダ
サイゴクベニシダとよく似ていますが、葉の色や少羽片の切れ込みの度合いが違います。
サイゴクベニシダとは違うものだろうという感じはしますが・・・
次回、ブログで西宮市のサイゴクベニシダと細部比較してみます。

Fig.4 崖地にこんなふうに点々と生えています。

Fig.5オオハナワラビ フユノハナワラビとのご指摘を受けました。
腐食質の多い明るい林床に生えています。

Fig.6 左側の赤みを帯びたものはアカハナワラビだろうとのご指摘を受けました。
葉身に「かすり状」の模様が入るのが特徴だとのことです。(コメント欄参照)

Fig.7 オオイタチシダ 水のしたたる岩壁に生育していました。
葉面に強い光沢があって近似種と区別できます。葉柄基部隣片は黒褐色。

Fig.8 カタヒバ オオイタチシダの隣に群生してますが、夏緑性で枯れたものが目立つ。

Fig.9 タカサゴシダ 兵庫県では稀産種。最近発見された集団。

Fig.10 ハチジョウベニシダ これも県内では稀なシダ。
ベニシダの仲間の多くが3倍体無配生殖であるのに対し、ハチジョウベニシダは2倍体有性生殖。

Fig.11 ハリガネワラビ 麓の土手には生えかかったハリガネワラビが。
夏緑性なのにこんな時期から新葉を出しても大丈夫なのだろうか?
淡褐色を帯びた「わたぼうし」はセンボンヤリのもの。
この後、より内陸の山深い方へと向かう。

Fig.12 フジシダ、オオフジシダ チャートの露頭に混じりあって群生している。
葉身の細長いほうがフジシダ。中央から右手の葉幅の広いものがオオフジシダ。

Fig.13 ホソバコケシノブとシケチシダ 露頭の下部に生育していた。

Fig.14 シシランとヌリトラノオ 丹波地方のチャートを基岩とする場所でよく見る組み合わせ。

Fig.15 イヌシダ 寺院の石垣で。夏緑シダなのでちょっと元気がない。

Fig.16 ナンゴクナライシダ 周辺の山林内に多かった。これもどちらかというと夏緑性。

Fig.17 コバノイシカグマ これも夏緑シダで、かなりへたっています。

Fig.18 イワヘゴ イワヘゴは多かったが、オオクジャクシダは見つからなかった。

Fig.19 ハカタシダ

Fig.20 イワガネソウ あたりが暗く、ブレてしまう。

Fig.21 コウヤコケシノブ 寺院の多湿な石垣に群生。

Fig.22 ウチワゴケ これも石垣に着生。かわいいシダです。

Fig.23 コタニワタリ 渓流の古い護岸に着いています。

Fig.24 アオネカズラ イチョウの古木に着いていますが、高所で標本が採れません。
この日はサクラの古木の遥か高所にセッコクが着生しているのも見ました。

Fig.25 アオネカズラのさく葉前の生体標本。
根茎が緑色を帯びることからこの名がついた。冬緑シダ。

Fig.26 ヒカゲノカズラ 帰途、オオミズゴケに覆われた棚田の斜面で。
今回は西宮市から出て、播磨・丹波地方へ出掛けました。
アツギノヌカイタチシダマガイらしきシダが生えている林道崖地を見てきました。

Fig.1 オオベニシダ 林道の入り口に沢山生えています。
西宮市に多いトウゴクシダと似ていますが、トウゴクシダよりも葉質は薄く、
葉柄基部の隣片はトウゴクシダが黒褐色に対し、オオベニシダは褐色となる。

Fig.2 ヒメイタチシダ 崖から下がるように生えています。
冬場ということもあって、葉が少しへたれてます。

Fig.3 アツギノヌカイタチシダマガイらしきシダ
サイゴクベニシダとよく似ていますが、葉の色や少羽片の切れ込みの度合いが違います。
サイゴクベニシダとは違うものだろうという感じはしますが・・・
次回、ブログで西宮市のサイゴクベニシダと細部比較してみます。

Fig.4 崖地にこんなふうに点々と生えています。

Fig.5
腐食質の多い明るい林床に生えています。

Fig.6 左側の赤みを帯びたものはアカハナワラビだろうとのご指摘を受けました。
葉身に「かすり状」の模様が入るのが特徴だとのことです。(コメント欄参照)

Fig.7 オオイタチシダ 水のしたたる岩壁に生育していました。
葉面に強い光沢があって近似種と区別できます。葉柄基部隣片は黒褐色。

Fig.8 カタヒバ オオイタチシダの隣に群生してますが、夏緑性で枯れたものが目立つ。

Fig.9 タカサゴシダ 兵庫県では稀産種。最近発見された集団。

Fig.10 ハチジョウベニシダ これも県内では稀なシダ。
ベニシダの仲間の多くが3倍体無配生殖であるのに対し、ハチジョウベニシダは2倍体有性生殖。

Fig.11 ハリガネワラビ 麓の土手には生えかかったハリガネワラビが。
夏緑性なのにこんな時期から新葉を出しても大丈夫なのだろうか?
淡褐色を帯びた「わたぼうし」はセンボンヤリのもの。
この後、より内陸の山深い方へと向かう。

Fig.12 フジシダ、オオフジシダ チャートの露頭に混じりあって群生している。
葉身の細長いほうがフジシダ。中央から右手の葉幅の広いものがオオフジシダ。

Fig.13 ホソバコケシノブとシケチシダ 露頭の下部に生育していた。

Fig.14 シシランとヌリトラノオ 丹波地方のチャートを基岩とする場所でよく見る組み合わせ。

Fig.15 イヌシダ 寺院の石垣で。夏緑シダなのでちょっと元気がない。

Fig.16 ナンゴクナライシダ 周辺の山林内に多かった。これもどちらかというと夏緑性。

Fig.17 コバノイシカグマ これも夏緑シダで、かなりへたっています。

Fig.18 イワヘゴ イワヘゴは多かったが、オオクジャクシダは見つからなかった。

Fig.19 ハカタシダ

Fig.20 イワガネソウ あたりが暗く、ブレてしまう。

Fig.21 コウヤコケシノブ 寺院の多湿な石垣に群生。

Fig.22 ウチワゴケ これも石垣に着生。かわいいシダです。

Fig.23 コタニワタリ 渓流の古い護岸に着いています。

Fig.24 アオネカズラ イチョウの古木に着いていますが、高所で標本が採れません。
この日はサクラの古木の遥か高所にセッコクが着生しているのも見ました。

Fig.25 アオネカズラのさく葉前の生体標本。
根茎が緑色を帯びることからこの名がついた。冬緑シダ。

Fig.26 ヒカゲノカズラ 帰途、オオミズゴケに覆われた棚田の斜面で。
category: シダ
thread: 博物学・自然・生き物 - janre: 学問・文化・芸術
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