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Satoyama, Plants & Nature

11月に見たシダなど 

 11月に見たシダ類を備忘録としてまとめました。着生シダの調査、シダの会の観察会など、降雨にたたられるたことも多かったため、デジタル一眼を出すことができない上に遠距離の被写体が多く、鮮明な画像は少ないですが未見の種をいくつか見ることができました。
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ヒメサジラン
Fig.1 ヒメサジラン (兵庫県丹波地方 2016.11/1)
この日はとある谷筋に着生シダの調査で数名の有志とともに入りました。
谷筋の入口近くの苔むした岩上では小さなヒメサジランが点々と見られました。
関連ページ 関西の花/シダ・ヒメサジラン

ヌカイタチシダマガイ
Fig.2 ヌカイタチシダマガイ (兵庫県丹波地方 2016.11/1)
チャートの岩上に着生しており、この谷筋ではかなり密度濃く生育していました。
そろそろ兵庫県でのRDBのランクが落ちそうな感じです。
関連ページ 関西の花/シダ・ヌカイタチシダマガイ

ヌカイタチシダマガイ群落
Fig.3 ヌカイタチシダマガイ群落 (兵庫県丹波地方 2016.11/1)
このような群落が谷筋の岩上のところどことに見られました。

アツギノヌカイタチシダマガイ
Fig.4 アツギノヌカイタチシダマガイ (兵庫県丹波地方 2016.11/1)
チャートの岩上にまばらに生育していました。
谷全体では100個体を超えているはずで、こちらのランクも下がりそうです。
関連ページ 関西の花/シダ・アツギノヌカイタチシダマガイ

フジシダ群落
Fig.5 フジシダ群落 (兵庫県丹波地方 2016.11/1)
チャートの転石帯があり、そこにフジシダがびっしりと群生していました。
転石の間から冷気と湿り気が出ているため、このような群生になったと見られます。
関連ページ 関西の花/シダ・フジシダ

オオフジシダ
Fig.6 オオフジシダ (兵庫県丹波地方 2016.11/1)
オオフジシダのほか、カミガモシダ、ヌリトラノオ、アイヌリトラノオ、シシランなどのチャート岩上の常在種が見られました。
シカの食害以前にはヒメムカゴシダも見られたとのことですが、植生は多少回復していたものの、地上生のシダは小型のものがほとんどでヒメムカゴシダと確定できるものは見つかりませんでした。
関連ページ 関西の花/シダ・オオフジシダ

ホソバカナワラビ
Fig.7 ホソバカナワラビ (京都府丹後地方 2016.11/2)
この日は丹後地方の氾濫原と水田雑草の調査に赴きましたが、その前にちょっと寄り道。
海岸近くの照葉樹林や竹林ではホソバカナワラビの群生があちこちで見られました。
関連ページ 関西の花/シダ・ホソバカナワラビ

コバノカナワラビ
Fig.8 コバノカナワラビ (京都府丹後地方 2016.11/2)
コバノカナワラビも岩場に着生しているものがわずかに見られました。
日本海側では珍しいものだと思います。

ノコギリヘラシダ(左上)とヘラシダ(中央~右)
Fig.9 ノコギリヘラシダ(左上)とヘラシダ(中央~右) (京都府丹後地方 2016.11/2)
まさかこんなものが見れるとは思いもよりませんでした。
ノコギリヘラシダはヘラシダとナチシケシダの推定種間雑種とされており、南方系のものです。
丹後半島一帯は寒冷期に暖地系植物のレフュジアとなったとする見解がありますが、先のコバノカナワラビや冠島のハチジョウベニシダ、沿岸のヒトモトススキやヒゲスゲ、ハマナデシコの存在はそれを裏付けるものかもしれません。
関連ページ 関西の花/シダ・ヘラシダ

ヘラシダ(上)とノコギリヘラシダ(下)のソーラス 
Fig.10 ヘラシダ(上)とノコギリヘラシダ(下)のソーラス (京都府丹後地方 2016.11/2)

ハコネシケチシダ
Fig.11 ハコネシケチシダ (兵庫県但馬地方 2016.11/17)
この日は草原性植物の果実や痩果の観察に出掛けましたが、多くの種は草刈りに遭っており、目的の半ばしか達成できませんでした。換わりに周辺の林縁や山林内をウロウロ。
するとチシマザサの中で頑張っているハコネシケチシダが居ました。

トガリバイヌワラビ
Fig.12 トガリバイヌワラビ (兵庫県但馬地方 2016.11/17)
夏緑性シダで、寒気に当たってかなり色褪せていました。
兵庫県北部ではふつうに見られますが、好きなシダのひとつです。

タニヘゴ
Fig.13 タニヘゴ (兵庫県但馬地方 2016.11/17)
湿地ではヤマドリゼンマイは枯れていましたが、タニヘゴはまだ緑色を保っていました。
近年、内陸部の休耕田や溜池畔に生育しているものはシカの食害をひどく受けています。
関連ページ 湿生植物・タニヘゴ

フロウソウ
Fig.14 フロウソウ (兵庫県但馬地方 2016.11/17)
比較的稀な蘚類で、湿地や多湿の腐植土上に生育しています。
ここでは湿地のヤマドリゼンマイの株元に群生が見られました。

コウヤノマンネングサ
Fig.15 コウヤノマンネングサ (兵庫県但馬地方 2016.11/17)
上記のフロウソウに近い仲間で、苔体はより大きく比較的ふつうに見られます。
本種は渓流沿いの空中湿度の高い場所などでよく見かけます。

ウスツメゴケ
Fig.16 ウスツメゴケ (兵庫県但馬地方 2016.11/17)
褐色のツメのような子器をつける地衣類で、空中湿度の高い場所によく見られます。
関連ページ 関西の花/地衣類・ウスツメゴケ

オシャグジデンダ
Fig.17 オシャグジデンダ (兵庫県但馬地方 2016.11/17)
本種は冬緑性シダ。ちょうど新葉を広げた時期で新鮮な葉が綺麗でした。
但馬地方の原生林ではふつうに見かけるシダです。
関連ページ 関西の花/シダ・オシャグジデンダ

ヒメノキシノブ
Fig.18 ヒメノキシノブ (兵庫県北播地方 2016.11/19)
この日は朝から雨が降っていましたが、シダの会の観察会でした。
最初に入った谷筋ではノキシノブは見られず、ヒメノキシノブが樹幹に数多く着生していました。

サジラン?
Fig.19 サジラン? (兵庫県北播地方 2016.11/19)
非常に生育状態の良い集団が渓流に面した岩陰に着生していました。あまりに大きいので、サジランなのかイワヤナギシダなのか解らず、その場での同定は持ち越しになったものです。

クラガリシダ
Fig.20 クラガリシダ (兵庫県北播地方 2016.11/19)
渓流に面した高木の上部に点在していました。
クラガリという名に反して、上部が開けたような高木の明るい場所に着生していました。
但馬地方にもあるとのことですが、まだ見たことはありません。

ビロードシダとヒメノキシノブ
Fig.21 ビロードシダとヒメノキシノブ (兵庫県北播地方 2016.11/19)
少しブレてしまい解りづらいですがくすんだ暗緑色のヘタったように見えるものがビロードシダ。
画像右手の鮮緑色で葉幅が広いものがヒメノキシノブです。
関連ページ 関西の花/シダ・ビロードシダ

オオクジャクシダ
Fig.22 オオクジャクシダ (兵庫県北播地方 2016.11/19)
この付近ではシカの食害で、このような完品は珍しいので思わず撮影。
峻険な谷筋の滝近くで、シカがあまり入り込まないような場所だからでしょう。
関連ページ 関西の花/シダ・オオクジャクシダ

イブキシダ
Fig.23 イブキシダ (兵庫県但馬地方 2016.11/19)
この日一番見たかったシダで、渓流沿いの岩上や斜面にかなりの数が生育していました。
特徴的な羽片を持った美しいシダに感激しました。
「兵庫の植物観察&new私の山登り」のMさんが最近発見された自生地です。

ホクリクイヌワラビ
Fig.24 ホクリクイヌワラビ (兵庫県但馬地方 2016.11/19)
本来はウラボシノコギリシダとイヌワラビの雑種ですが、捻性を獲得しているようで、このあたりでは広い範囲で生育しており、逆に純粋なウラボシノコギリシダは見かけません。

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category: シダ

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但馬で見たシダの覚え書き 

 前回は但馬の高原や湿地の植物を取り上げましたが、今回は同じ日に見たシダと、直近の京丹後~但馬の海浜植物の観察の際に見たシダの覚え書きです。
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オオクジャクシダ
Fig.1 オオクジャクシダ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
高原から渓谷へ向かう途中の林道脇の斜面に生育していました。
県中部以北でよく見かけますが、似たものに稀少種がいろいろとあるので、見つけたらチェックが欠かせません。
関連ページ 関西の花/シダ・オオクジャクシダ

イワデンダ
Fig.2 イワデンダ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
渓谷入口の休耕田の石垣の間に生育しています。
奥山よりも人里近くの岩場や石垣に多いという印象があります。
関連ページ 関西の花/シダ・イワデンダ

イヌチャセンシダ
Fig.3 イヌチャセンシダ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
本種もやや人里近い場所に多いという印象です。
ここでは渓谷入口の社寺境内にある多湿な岩場に群生していました。
関連ページ 関西の花/シダ・イヌチャセンシダ

ヤマソテツ
Fig.4 ヤマソテツ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
渓谷に入るとヤマソテツが現れ、奥山に来たという印象を強くします。
このあたりではシカの食害で無残な姿のものをよく見かけますが、ここは比較的食害が軽微のようです。
関連ページ 関西の花/シダ・ヤマソテツ

ウスゲミヤマシケシダ
Fig.5 ウスゲミヤマシケシダ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
ハクモウイノデやミヤマシケシダに酷似しますが、基部が粘液に包まれることにより区別できます。
本種も奥山の沢沿いなどに見られるシダです。
周辺にはミヤマベニシダもありましたが、画像を撮るのを忘れてしまいました。
関連ページ 関西の花/シダ・ウスゲミヤマシケシダ

ホクリクホラゴケ?
Fig.6 ホクリクホラゴケ? (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
滝が現れ、その脇の岩場に群生していました。
ハイホラゴケとヒメハイホラゴケの中間型でややハイホラゴケ寄りの集団です。
ホクリクホラゴケかコハイホラゴケ(ハイホラゴケ×ヒメハイホラゴケ)のどちらかでしょう。
関連ページ 関西の花/シダ・コハイホラゴケ

イワイタチシダ
Fig.7 イワイタチシダ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
さらに谷を遡ると渓流畔の岩上にイワイタチシダが見られるようになりました。
結構な個体数でしたが、よく随伴するフクロシダはこの谷にはありませんでした。
関連ページ 関西の花/シダ・イワイタチシダ

ハコネシケチシダ
Fig.8 ハコネシケチシダ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
シカの食害を受けたのでしょう。小型の夏葉が2枚出ているのを見たのみでした。

ミヤマワラビ
Fig.9 ミヤマワラビ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
本種は但馬の氷ノ山の岩場に見られるものですが、ここでは冷涼多湿な60m級の滝の傍に生育していました。
関連ページ 関西の花/シダ・ミヤマワラビ

オニヒカゲワラビ
Fig.10 オニヒカゲワラビ (兵庫県但馬地方 2016.10/20)
シカの忌避植物であるため、各地でよく見かけるふつうなシダになりました。
この谷でも状態のよい群落が見られます。
関連ページ 関西の花/シダ・オニヒカゲワラビ

タンゴワラビ
Fig.11 タンゴワラビ (兵庫県但馬地方 2016.10/27)
この日は海浜植物の観察に来ましたが、途中に自生要確認種の自生地に立ち寄りました。
本来のお目当てだった種は消えていましたが、タンゴワラビの群生とハコネシケチシダが見られました
関連ページ 関西の花/シダ・タンゴワラビ

矮小化したコモチシダ
Fig.12 矮小化したコモチシダ (京都府京丹後市 2016.10/27)
海崖が続く林道脇の岩上で矮小化したコモチシダが見られました。
風衡地であることと、シカの食害が原因でしょうか?
関連ページ 関西の花/シダ・コモチシダ

ウラボシ科sp.
Fig.13 ウラボシ科sp. (京都府京丹後市 2016.10/27)
潮風が当たるような漁港の石垣に付いていました。
ヒメサジランの大きなものかと思いましたが、中央脈は明瞭で大きさからもヒメサジランではありません。ソーラスは形成されておらず、サジランなのかイワヤナギシダなのか、それ以外の種なのか不明です。

ヒメミズワラビ
Fig.14 ヒメミズワラビ (京都府京丹後市 2016.10/27)
途中、気になって立ち寄った氾濫原の水田で群生していました。
同じ水田ではミズマツバ、アブノメ、ヒメミソハギが生育していました。
関連ページ 湿生植物・ヒメミズワラビ

category: シダ

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ヒメムカゴシダと自生地周辺 

 あいかわらずシカによる稀少種の食害が問題となっており、伊吹山ではシモツケソウの群落が壊滅状態といった話も聞きます。今回は来月の稀少種調査の下見を兼ね、シカの食害対策が懸案となっているヒメムカゴシダの様子と周辺のシダ類を観察してきました。
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ヒメムカゴシダ
Fig.1 ヒメムカゴシダ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
全国的に自生地が極限されるため、各府県で絶滅危惧種として高いランク付けになっています。
大きなものは葉身が1mにもなりますが、ここでは60cm程度のものが最大で、多くの個体は30~40cmほどです。中軸と羽軸の交点にムカゴをつけるのが大きな特徴です。
関連ページ 関西の花/シダ・ヒメムカゴシダ

ヒメムカゴシダ自生状況
Fig.2 自生状況 (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
チャートの転石が堆積する崖錘斜面に群生していて、昨年調査した時とあまり生育状態に変化はありませんでした。シカの忌避植物とまではいかなくとも、不嗜好植物あたりではないかと思いましたが、3年前は壊滅的なまでの食害を受けていたとのことです。
シカが移動したのか、何等かの原因で減少したのか不明ですが、個体数が減っていないのは幸いです。
1mに及ぶ大型個体がないのは、3年前の食害の影響を受けているからでしょう。
画像中に見える白いビニール紐は防獣ネット敷設予定ラインです。

オオフジシダ?
Fig.3 オオフジシダ? (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
ヒメムカゴシダ群生箇所から5mほど上の倒木の間に60cm以上に生長したオオフジシダらしきものが見られました。付近のオオフジシダらしきものも同様ですが、葉身の先が2つに分かれたものが多く見られます。タンバオオフジシダ(仮称:オオフジシダ×ヒメムカゴシダ)である可能性もあり、一度胞子を調べてみる必要があります。
関連ページ 関西の花/シダ・オオフジシダ

フジシダ
Fig.4 フジシダ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
ヒメムカゴシダ群生箇所の上部で混生しており、付近にはヒメムカゴシダとの自然雑種ではないかと思われる小型の個体があります。
関連ページ 関西の花/シダ・フジシダ

フジシダのムカゴ
Fig.5 フジシダのムカゴ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
フジシダもオオフジシダも葉先にムカゴを付けます。

フジシダ×ヒメムカゴシダ?
Fig.6 フジシダ×ヒメムカゴシダ? (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
混生箇所の雑種らしきものは全て葉先にムカゴをつけ、中軸にムカゴを作っているものはありません。見かけ上はアイフジシダ(フジシダ×オオフジシダ)との区別が困難です。

ウスヒメワラビの矮小個体
Fig.7 ウスヒメワラビの矮小個体 (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
ヒメムカゴシダとともにウスヒメワラビが生育していますが、いずれもシカの食害に遭い、転石や倒木の間で矮小化したものしか見られません。トガリバイヌワラビ、シケチシダも同様な状況で、シカが全く居なくなったというわけでもなさそうです。
関連ページ 関西の花/シダ・ウスヒメワラビ

シシラン
Fig.8 シシラン (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
崖錘斜面の上部にはチャートの岩場が連なって、尾根まで突き上げています。
そのような岩場の下部の空中湿度の高い場所ではオオフジシダとともにシシランが群生しています。
関連ページ 関西の花/シダ・シシラン

コバノイシカグマとホソベリミズゴケ
Fig.9 コバノイシカグマとホソベリミズゴケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
コバノイシカグマはシカの忌避植物であるため、あちこちで群生しています。
ホソベリミズゴケは湿地ではなく、岩場の湧水で濡れた場所にマットを作ります。
兵庫県版RDBではBランクですが、丹波地方ではよく見かけます。
関連ページ 関西の花/シダ・コバノイシカグマ
関連ページ 湿生植物/蘚苔類・ホソベリミズゴケ

ヒノキゴケ
Fig.10 ヒノキゴケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
湧水が滲みだす多湿の林床では、こんもりとしたヒノキゴケのマットが点在し、ちょうど蒴を上げていました。

シノブカグマ
Fig.11 シノブカグマ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
地上ではほとんど見られず、岩場に着いているものは小型な個体がほとんどでした。
関連ページ 関西の花/シダ・シノブカグマ

コウヤコケシノブとフトリュウビゴケ
Fig.12 コウヤコケシノブとフトリュウビゴケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
このあたりの岩場では両種とも常在種となっています。
関連ページ 関西の花/シダ・コウヤコケシノブ

ホソバコケシノブ
Fig.13 ホソバコケシノブ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
本種もまた頻繁に見かけますがコウヤコケシノブより空中湿度の高い場所を好むようです。
間からヒカゲツツジの幼木が生えています。
関連ページ 関西の花/シダ・ホソバコケシノブ

ムチゴケ?
Fig.14 ムチゴケ? (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
よく見かけるコムチゴケとは感じが違っていました。多分ムチゴケではないかと。
岩場の濡れた場所に着いていました。

ヌリトラノオ
Fig.15 ヌリトラノオ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
シモツケヌリトラノオがないか岩場の上部まで登ってみましたが、ヌリトラノオばかりでした。
葉が岩の表面に沿って広がるのが特徴で、葉先にムカゴが付きます。
関連ページ 関西の花/シダ・ヌリトラノオ

カミガモシダ
Fig.16 カミガモシダ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
カミガモシダがめずらしく日当たりのよい岩の割れ目に生育していました。
日当たりがよいためか、葉面には光沢を生じていました。
他にヌリトラノオとの雑種である、アイヌリトラノオも見られました。
関連ページ 関西の花/シダ・カミガモシダ

シノブ
Fig.17 シノブ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
このあたりの岩場の上部ではヒトツバとともに大抵見かけます。
夏緑性なので、すでに枯れ始めている葉もあります。
関連ページ 関西の花/シダ・シノブ

トゲシバリ
Fig.18 トゲシバリ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
尾根上の岩峰に出ると貧栄養の指標となる地衣類のトゲシバリのマットがあちこちに見られます。
周辺には乾燥地かつ貧栄養地にも生育できるアセビ、ナツハゼ、カンサイスノキ、ケアクシバ、コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、ヒカゲツツジなどのツツジ類が生育しています。

ズキンタケ
Fig.19 ズキンタケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
前日まで降雨が断続的に続いたため、キノコ類もかなり出ていました。
林道脇の苔の上にはズキンタケが点々と出ていました。

ムラサキナギナタタケ
Fig.20 ムラサキナギナタタケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
これも林道脇の腐植の溜まった場所で沢山出ていました。。

テングタケ
Fig.21 テングタケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
お馴染みのテングタケも蹴飛ばすほど沢山出ていました。

オニテングタケ
Fig.22 オニテングタケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
傘のイボ、スカートのようなツバ、ささくれ立った柄、どれをとっても写真映えするキノコです。

アミタケ
Fig.23 アミタケ (兵庫県丹波地方 2016.10/4)
食用菌はわずかにチチタケとアミタケしか見られませんでした。
チチタケはぽつぽつ程度、多少まとまって取れたのがアミタケで、もちかえって汁の実としました。

category: シダ

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この秋に見たシダ類 

10月のシダをまとめようと思っていましたが、書く時期を逸してしまいました。
そこで今回は11月現在、これまで見てきたものも含めて掲載することにしました。
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ツルデンダ群生
Fig.1 岩場に群生するツルデンダ (兵庫県六甲山 2015.10/8)
有志で裏六甲の幻のシダの探査に出掛けましたが、結局見つかりませんでした。
遡行した谷は花崗岩地ですが、基本的に好石灰性シダのツルデンダが群生していました。
風化が進行中の谷なので、なにがしかの変成作用で石灰分を生じているのかもしれません。
関連ページ 関西の花/シダ・ツルデンダ

ツルデンダ無性芽
Fig.2 ムカゴを生じたツルデンダ (兵庫県六甲山 2015.10/8)
時期的に葉先にムカゴを付けた個体が沢山見られました。

裏六甲のシダ
Fig.3 この谷を象徴する岩上性のシダ類 (兵庫県六甲山 2015.10/8)
ツルデンダ、オウレンシダ、クジャクシダの3種が同時に見られます。
裏六甲ではオサシダもよく見られますが、この谷では生育していませんでした。
関連ページ 関西の花/シダ・オウレンシダ
関連ページ 関西の花/シダ・クジャクシダ

ミサキカグマ
Fig.4 ミサキカグマ (兵庫県播磨地方 2015.10/11)
里山の農道脇のクヌギの根元に固まって生えていました。
忘れていた頃に何気ない場所で出会う、とらえどころの無いシダという印象があります。

ミヤコヤブソテツ
Fig.5 ミヤコヤブソテツ (兵庫県阪神地方 2015.10/11)
この日はシダの会の観察会で初見のシダが多く、お腹一杯になって帰ってきました。
これは谷の入り口近くに生育していた、葉が白味を帯びて見た目的に覚えやすいミヤコヤブソテツ。
この仲間はまだ不勉強で、ほかにホソバヤマヤブソテツ、テリハヤマヤブソテツを教えていただきました。あいにくほとんどの個体の包膜はすでに脱落しており、来年のいい頃合に再訪したいと思います。

ツクシイワヘゴ
Fig.6 ツクシイワヘゴ (兵庫県阪神地方 2015.10/11)
自生であれば兵庫県新産種ですが、スギ植林地内の地上にあるため扱いは慎重になっているようです。
あと何ヶ所か自生地が見つかればいいのでしょうが、分布上そう簡単に見つかるとも思えません。

ヒカゲワラビ
Fig.7 ヒカゲワラビ (兵庫県阪神地方 2015.10/11)
阪神地域では稀なシダですが、最近数ヶ所で自生地が見つかっているとのことでした。
湿度が適度に保たれた植林地内なので生き残っているのでしょう。

ドウリョウイノデ
Fig.8 ドウリョウイノデ(雑種) (兵庫県阪神地方 2015.10/11)
周辺にはイノデ、サイゴクイノデ、アイアスカイノデなどのイノデ類も多かったので雑種が見つかりそうだと思っていたところ「ドウリョウイノデがありましたよ。」との声。
ドウリョウイノデはイノデとアイアスカイノデの雑種で、遠目からは大型のイノデのように見え、葉柄基部には中央が濃褐色となる鱗片が混じっています。
他にこの観察会ではアイノコクマワラビ、クジャクフモトシダ、イヌチャセンシダ、ツクシイワヘゴ×アイノコクマワラビ、イヌイワヘゴ、イワヘゴ、アカハナワラビ、オオハナワラビ、アイフユノハナワラビなどが見られました。

クルマシダ
Fig.9 クルマシダ (兵庫県阪神地方 2015.10/11)
観察会が終わった後、クルマシダ自生地に案内して頂きました。
兵庫県内では超稀少種で、初めて見る眼ではチャセンシダ科にはとても見えませんでした。
滑りやすい斜面の岩場に数個体が着生しているのみでした。

コウザキシダ
Fig.10 コウザキシダ (兵庫県阪神地方 2015.10/11)
これも滅多にお目にかかれない稀少種。
スギが生長して日当たりが悪くなりつつある植林地の、ちょっとした岩場にかろうじて小さな1個体のみが生育していました。

ヒメムカゴシダのムカゴ
Fig.11 成長しつつあるヒメムカゴシダのムカゴ (兵庫県 2015.10/20)
前回の保全調査の際にほとんどソーラスを付けていなかったので、そろそろ付いている頃かと自生地を訪ねました。前回見られたムカゴはかなり成長して新葉を展開しつつありました。
ソーラスの付いている葉もかなり増え、それらの葉軸にはムカゴが全く生じていませんでした。
どうやらここでは初夏に展開した大きめの葉にはムカゴを付け、夏の終わりから展開する秋葉にソーラスを付けているようです。

フユノハナワラビsp.
Fig.12 ハナワラビ属の不明種 (兵庫県丹波地方 2015.10/20)
栄養葉の形態からエゾフユノハナワラビが絡んでいる可能性がある個体で、周辺にも数個体見られます。11/14に再訪しましたがすでに胞子飛散後で、他のハナワラビ類よりも胞子飛散時期が少し早いようです。

イヌガンソク
Fig.13 胞子葉を展開しつつあるイヌガンソク (兵庫県但馬地方 2015.10/30)
但馬の植林地ではイヌガンソクの大きな葉の間から低い胞子葉が展開し始めていました。
関連ページ 関西の花/シダ・イヌガンソク

オオクジャクシダ
Fig.14 群生するオオクジャクシダ (兵庫県但馬地方 2015.10/30)
植林地内の多湿な沢沿いに数十個体が群生していました。
シカの食害がそこそこ見られる場所で、イヌワラビ類などの食害は目立ちましたが、まだオオクジャクシダにまでは被害が及んでいないようです。集団内にイワヘゴが少数混じっていたのでキヨズミオオクジャクを探してみましたが見当たりませんでした。
関連ページ 関西の花/シダ・オオクジャクシダ

オシャグジデンダの新葉
Fig.15 新葉を展開したオシャグジデンダ (兵庫県但馬地方 2015.10/30)
但馬の落葉広葉樹林の大木の樹幹にはオシャグジデンダがよく見られます。
冬緑性シダなのでこの時期はみずみずしい葉を広げています。
関連ページ 関西の花/シダ・オシャグジデンダ

イワオモダカ
Fig.16 イワオモダカ (兵庫県但馬地方 2015.10/30)
コンデジのズームを使って、なんとか至近距離で撮影できる個体が着生していました。
トチノキの大木に着生しており、はるか上方には大きな個体が3つほど付いています。
同じ樹にはオシャグジデンダやミヤマノキシノブも見られました。

ムキタケ
Fig.17 ムキタケ (兵庫県但馬地方 2015.10/30)
10月は極端に降雨が少なく、期待していたキノコ類をほとんど見かけることがありませんでした。
見かけるものは枯れ木に発生するムキタケとヌメリスギタケモドキだけで、ヌメリスギタケモドキはすでにキノコバエにボロボロにされており、収穫できたのはムキタケのみでした。

アカハバヒロキノコムシとキノコバエの仲間
Fig.18 アカハバヒロキノコムシとキノコバエの仲間 (兵庫県但馬地方 2015.10/30)
アカハバヒロキノコムシはキノコムシ類では比較的ふつうな種で見かける機会の多いものです。
虫に喰われてボロボロになりかけのヌメリスギタケモドキに着いていました。

ヤシャゼンマイとオオバヤシャゼンマイ
Fig.19 ヤシャゼンマイとオオバヤシャゼンマイ (兵庫県阪神地方 2015.11/1)
阪神地方のヤシャゼンマイの既知の自生地を訪ねてみました。
すると、そこにあったのはほとんどがヤシャゼンマイとゼンマイの雑種であるオオバヤシャゼンマイで、純粋な成熟したヤシャゼンマイは3個体ほどでした。
画像左上の羽片の細いものがヤシャゼンマイ、羽片の幅の広いものはオオバヤシャゼンマイです。
秋葉を出している大型個体のみによる確認ですが、それにしては個体数が少ないように思います。
一方、オオバヤシャゼンマイのほうは胞子で殖えているとしか思えない状況で、胞子を形成しているかどうか確認のしどころです。

ホソバオオハナワラビ(仮称)
Fig.20 ホソバオオハナワラビ(仮称) (兵庫県阪神地方 2015.11/10)
今年も林に囲まれて日陰地となっている休耕田に、巨大なホソバ・タイプのオオハナワラビが数個体見られました。オオハナワラビには3つのタイプが見られ、これら多形性を見せるオオハナワラビを分類上どのように考えるか難しいものがありますが、見ている分には楽しいものです。

シモツケヌリトラノオ
Fig.21 シモツケヌリトラノオ (兵庫県丹波地方 2015.11/14)
この日はシダの会の観察会を案内させて頂きました。
雨が降ったり止んだりのあいにくの天候で、ほとんどよい画像が撮れませんでしたが比較的マシなものを何点か。シモツケヌリトラノオは日当たり良い岩場に生育しているため、コンデジでも難のない画像が取れました。葉が立ち上がって無性芽を付けないのが特徴で、乾燥のためか葉が黄化しています。
周辺の岩上にはカミガモシダも沢山見られ、両種の種間雑種と推定されるニセヌリトラノオも群生しています。
関連ページ 関西の花/シダ・シモツケヌリトラノオ

ヌカイタチシダマガイ
Fig.22 ヌカイタチシダマガイ (兵庫県丹波地方 2015.11/14)
全国的に稀少なベニシダの仲間で、兵庫県内では今のところここでしか見たことがありません。
雨で濡れているため光って見えますが、葉面には光沢がないところがヌカイタチシダモドキと違うところ。鱗片の色もヌカイタチシダモドキは黒褐色~暗褐色ですが、こちらのほうは明褐色となります。
周囲には先のシモツケヌリトラノオ、カミガモシダ、ニセヌリトラノオ、小型のアツギノヌカイタチシダマガイ、シノブカグマ、オオマルバベニシダ、シシランなどが見られます。
関連ページ 関西の花/シダ・ヌカイタチシダマガイ

キノクニベニシダ
Fig.23 キノクニベニシダ (兵庫県丹波地方 2015.11/14)
ベニシダ、トウゴクシダ、ヌカイタチシダモドキの性質を併せ持つもので、要検討とされている分類群です。羽片は中軸と直交して立体的な階段状となり、初夏の若い葉は中軸が赤味を帯びます。
関連ページ 関西の花/シダ・キノクニベニシダ

ハコネシケチシダ
Fig.24 ハコネシケチシダ (兵庫県丹波地方 2015.11/14)
キヨタキシダの群生かと、あまり気に留めていなかったものが、なんとハコネシケチシダでした。
よく考えてみれば、キヨタキシダが面的に広がって群生するなんてことはありえませんでした。
キヨタキシダの新芽は美味しいので、来年の春に食べてみて初めてオカシイことに気付いていたことでしょう。食い意地が優先して何を見ていたのかと、我ながら浅ましく思った次第でした。

ハコネシダ
Fig.25 ハコネシダ (三重県北西部 2015.11/16)
この日は野暮用ついでに三重の西端に足を伸ばしました。
兵庫県では珍しい種もこちらでは普通種というものが短時間で見れました。
道中の道沿いの岩場ではハコネシダが沢山みられました。
関連ページ 関西の花/シダ・ハコネシダ

クジャクシダの群生
Fig.26 クジャクシダ (三重県北西部 2015.11/16)
これも道路沿いの法面に群生しているもので、周辺の湿度の高さが窺えます。
関連ページ 関西の花/シダ・クジャクシダ

ヒメクラマゴケ
Fig.27 ヒメクラマゴケ (三重県北西部 2015.11/16)
道路沿いの崖ではヒメクラマゴケが典型的な生態で生育していました。
周辺にはフジシダ、ヌリトラノオ、コウヤコケシノブ、ホソバコケシノブなども着生していました。

ヒメクラマゴケの大胞子
Fig.28 ヒメクラマゴケの大胞子 (三重県北西部 2015.11/16)
採集した標本は小胞子は全て飛散してしまってありませんでしたが、大胞子はまだかなり残っていたので観察してみました。大きさは260μ(0.26mm)前後で、球状の4面体で3稜の分裂分岐点が明瞭、この部分を内側にして大胞子嚢内に4個(ときに3個)の大胞子が見られました。
大胞子の表面にはしわのような細かい模様があるようですが、そこまでは画像で再現できませんでした。100倍での撮影でしたが、1段階落とした80倍のほうが再現できたかもしれません。

コンテリクラマゴケ
Fig.29 コンテリクラマゴケ (三重県北西部 2015.11/16)
農道脇に群生していた外来種で、兵庫県でも時々こういった場所がありますね。

ヘラシダ
Fig.30 ヘラシダ (三重県北西部 2015.11/16)
ヘラシダも出現率が高いようで、川筋や湿った土崖など複数箇所で生育していました。
関連ページ 関西の花/シダ・ヘラシダ

コバノカナワラビ
Fig.31 コバノカナワラビ (三重県北西部 2015.11/16)
兵庫県内でもあるところに行けば沢山生えていますが、ここではどこに行っても見られます。
なかなか本種だけを見に行く機会もなく、ここで堪能できました。

クリハラン
Fig.32 クリハラン (三重県北西部 2015.11/16)
社寺境内に流れる小川の石垣に生育していました。
これも兵庫県内ではやや中途半端な種で、あえて見に行くような気にはならず、ここで出会えてラッキーでした。

マツザカシダ
Fig.33 マツザカシダ (三重県北西部 2015.11/16)
これも社寺林内で見たものですが、残念ながら胞子葉を出しているものはありませんでした。
近くに点々と見られるウラボシノコギリシダもソーラスを付けているものがなく、シカによる食害があるようです。一度、三重や和歌山のシダもゆっくり見て廻りたいものです。

モトマチハナワラビ
Fig.34 モトマチハナワラビ (神戸市 2015.11/20)
今のところ神戸市内で1個体のみ確認できているモトマチハナワラビで、今年も健在でした。
オオハナワラビの自生地自体は沢山あるので、まだこれから自生地は見つかるはずだと考えています。
関連ページ 関西の花/シダ・モトマチハナワラビ

アカフユノハナワラビ
Fig.35 アカフユノハナワラビ(雑種) (神戸市 2015.11/20)
アカハナワラビとフユノハナワラビの推定種間雑種とされているものです。
寒さが増すと紅変しますが、11月は暖かい日が続いたためか紅変する気配がまだ見られません。
ここでは紅変が見られない個体も混じっており、複雑に交雑している可能性もあります。
関連ページ 関西の花/シダ・アカフユノハナワラビ(雑種)

様々なハナワラビの交雑個体
Fig.36 浸透交雑を繰り返していると見られるハナワラビ類 (神戸市 2015.11/20)
クリ園の林床に生育している集団で、一つとして同じ顔のないハナワラビ達が見られる場所です。
画像にはアイフユらしきもの、アカフユらしきもの、モトマチハナワラビとフユノハナワラビの混生地に見られるようなものなどが入り混じって生育しています。
関連ブログ・ページ 冬緑~常緑性ハナワラビの種間雑種

トガリバイヌワラビ
Fig.37 トガリバイヌワラビ (兵庫県丹波地方 2015.11/20)
これまでシカの食害に遭ったソーラスをつけないような小型個体しか見つけれなかったのですが、ここは数年前にシカ避け柵を設置してから復活したようです。
まだ小さな葉でしたが、裏面には全面にソーラスが付いていました。夏緑性シダはそろそろ枯れる頃で、この個体も中軸がもろくなって、葉身上部の軸が折れていました。

タニイヌワラビ
Fig.38 タニイヌワラビ (兵庫県丹波地方 2015.11/20)
当地では比較的ふつうな常緑のイヌワラビの仲間ですが、羽片・小羽片ともに形がシャープでお気に入りのシダです。近くに先のトガリバイヌワラビやホソバイヌワラビがあるので、雑種ハツキイヌワラビがないか探しましたが、そう易々とは見つかりませんね。
関連ページ 関西の花/シダ・タニイヌワラビ

category: シダ

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冬緑~常緑性ハナワラビの種間雑種 

これまで、当ブログでは主に冬緑~常緑性ハナワラビの基本種と、一部の雑種について取り上げてきましたが、今回は雑種を中心にして取り上げてみます。雑種についてはアカネハナワラビについてはやや詳しく取り上げましたが、それ以外のものについては簡単に触れる程度でした。冬緑~常緑性ハナワラビの複数種の混生地ではひとつの集団内に多様な変異が見られ、今回のまとめがそれらのものを類型化する布石にはならないかと考えています。
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基本4種のおさらい

以下は雑種を形成する関西の低地~低山にかけて見られる基本4種の簡単なまとめです。
冬緑~常緑性ハナワラビ類比較
Tb.1 基本4種の主な特徴

基本4種の羽片と胞子
Fig.1 基本4種の羽片(上段)と胞子(下段)
4種の縮尺は1枚の画像に収めるために縮小してあるものがあり、同一倍率ではありません。胞子画像は全て手動による深度合成で、アカハナワラビは透過光による画像を深度合成しましたが、他の3種は反射光による画像を深度合成したものです。
ハナワラビ属の胞子は基本4分子型で、4つの胞子が1組となって胞子嚢内で多数形成されます。同心円状に4つの胞子がつくられるため、基本的な形は形成点を中心とした4面体形となりますが、胞子が成熟するにつれて形成点以外の他の3点とそれを結ぶ稜は丸味を帯びて不明瞭となります。画像では透過光合成によるアカハナワラビの胞子でその様子がよく判ります。上のほうの胞子に形成点を中心とした短い3稜が見えていますが、外形は著しく丸味を帯びています。反射光で合成したフユノハナワラビでも、その様子は不明瞭ながら確認できます。
オオハナワラビ、モトマチハナワラビの胞子膜は起伏が多くて光の反射率が低いのか、反射光では表面は暗くつぶれてしまい、胞子形成点は不明瞭ではっきりと確認できません。
関連ページ 関西の花/シダ・フユノハナワラビ (後述するように見直しが必要なページ)
関連ページ 関西の花/シダ・アカハナワラビ
関連ページ 関西の花/シダ・オオハナワラビ
関連ページ 関西の花/シダ・モトマチハナワラビ



関西地方で見られる雑種

すでに記載されている雑種としてアカフユノハナワラビ、アカネハナワラビの2雑種と比較的よく知られているアイフユノハナワラビがあります。以上の3雑種はフユノハナワラビ、アカハナワラビ、オオハナワラビのうち、いずれか2種による雑種です。
最近見出されたモトマチハナワラビを加えると、さらに雑種は増えると容易に予想されますが、その前にすでに知られている3雑種について見ていきたいと思います。ここでは、この3年の観察で最もよく見られたアイフユノハナワラビから取り上げていきたいと思います。


1.アイフユノハナワラビ(オオハナワラビ×フユノハナワラビ) 
                  Botrychium japonicum × ternatum


アイフユノハナワラビ 1
Fig.2 アイフユノハナワラビ (兵庫県三田市 2014.11/11)
山麓の墓地の日陰から向陽地に生育している集団で、オオハナワラビに近い左のような個体からフユノハナワラビの鋸歯が鋭頭となったような右側の個体なども見られる変異に富んだ集団です。同所的に親種であるオオハナワラビやフユノハナワラビと見られるものは生育していませんでした。同一地区内には両親種と判断できるものが生育しています。

アイフユノハナワラビの栄養葉羽片
Fig.3 Fig.2の栄養葉 (兵庫県三田市 2014.11/11)
Fig.2のそれぞれの個体に対応する栄養葉の画像です。典型的なアイフユノハナワラビでは裂片の鋸歯が鋭頭~やや鋭頭となります。

アイフユノハナワラビの胞子
Fig.4 Fig.2の左側個体の胞子 (兵庫県三田市 2014.11/11)
胞子はおおむね正常で、同一集団内で浸透交雑していることが予想できます。集団内での多様な栄養葉の変異は浸透交雑によるものと予想できます。

アイフユノハナワラビ成熟個体
Fig.5 成熟した大型の個体 (神戸市 2014.12/19)
成熟した個体の栄養葉は20cm以上に達し、胞子葉の葉身部は草体に較べて大きくなる傾向があるようです。画像には3個体写っていますが、それぞれの栄養葉の形状が少しずつ違っています。
生育場所は草地土手ですが、カエデやクリ、ツツジなどが植栽された半日陰となる場所に多く見られ、フユノハナワラビよりも多少湿度と日陰寄りを好むようです。

早春のアイフユノハナワラビ
Fig.6 早春の個体 (兵庫県篠山市 2013.2/26)
典型的な成熟個体では胞子飛散後でも胞子葉の葉柄は直立したままですが、胞子嚢のつく葉身部分は枯死してしおれています。栄養葉は多少紅変しており、オオハナワラビのほどではありませんが暗赤紫色~暗紫色寄りの色味が出ることが多いようです。

アイフユノハナワラビ羽片の変異
Fig.7 オオハナワラビ、フユノハナワラビ間に見られる栄養葉羽片の変異

アイフユノハナワラビ群の胞子
Fig.8 Fig.7各個体に対応する胞子
アイフユノハナワラビと見られる個体の胞子表面の突起はあまり目立たず、フユノハナワラビの胞子のような平滑なものが多くなるようです。
5,6の羽片はほとんどフユノハナワラビのように見えますが、5には胞子の形状がいびつなものが混じり、6には著しくへこんで「凸字状」に見える胞子が多数混じっています。このようないびつな形状や「凸字状」に見える胞子は、おそらく不稔ではないかと考えられます。
以上のことから、これまでフユノハナワラビとしてきたものの中には再検討が必要となるものもあるように思われます。
とくに栄養葉の変異の多い集団では注意が必要であるように思います。HPの「フユノハナワラビ」のページも再検討が必要だと考えています。


2.アカネハナワラビ (オオハナワラビ×アカハナワラビ) Botrychium × elegans

アカネハナワラビ
Fig.9 紅変前のアカネハナワラビ (兵庫県篠山市 2014.10/24)
アカネハナワラビはすでにHPにページを制作しているので、詳しくはそちらをご参照ください。
アカネハナワラビはこれまで1個体しか観察したことがなく、オオハナワラビ、アカハナワラビ間の特徴の変異がどの程度に現れるものか検討できていません。草体はオオハナワラビと同程度になり、栄養葉表面にはアカハナワラビと同様なカスリ模様が出ます。
関連ページ 関西の花/シダ・アカネハナワラビ


3.アカフユノハナワラビ (フユノハナワラビ×アカハナワラビ) 
                    Botrychium × pseudoternatum


アカフユノハナワラビ 1
Fig.10 アカフユノハナワラビ (兵庫県篠山市 2014.11/28)
2014年度の秋から複数のアカフユノハナワラビの自生地を見つけることができました。
変異に富んだ多数の個体が生育する場所も見つかり、アカフユノハナワラビがフユノハナワラビ、アカハナワラビ間の様々な特徴が現れる種間雑種であることが認識できました。
羽片や裂片の形状は変異に富んでいますが、鋸歯はほとんどのものが鈍頭となり、紅変の度合いや紅変の始まる時期は個体によって差があるようです。このため、紅変の遅いものは葉裏まで染まらない可能性があると思われます。
自生地では胞子で繁殖しているようで、アイフユノハナワラビ同様、浸透交雑が起こっているように思います。
画像は林縁のやや日当たり良い場所に生育している成熟個体で、栄養葉は15cmを越える大型なものとなっていました。

アカフユノハナワラビ 2
Fig.11 紅変しつつある栄養葉 (神戸市 2014.12/11)
葉面にアカハナワラビほど鮮明ではないカスリ模様が見られ、鋭頭気味の鋸歯の混じるアカフユノハナワラビの典型的な栄養葉です。羽片の形状や裂片の幅はフユノハナワラビの形質を受け継いでいます。また、胞子葉成熟期近くなると、担葉体や栄養葉と胞子葉の葉柄は赤味の強い赤褐色となるものが多いようです。
より日陰寄りに生育する若い個体はまだ緑色を保っていますが、やはりやや不明瞭なカスリ模様が見られました。

アカフユノハナワラビの胞子
Fig.12 Fig.11個体の胞子 (神戸市 2014.12/11)
反射光による胞子画像です。多くの正常と考えられる胞子の中に「凸字状」に見える胞子やいびつな形状の胞子が混じっています。浸透交雑を繰り返す雑種集団中にはこのような不稔胞子と思われるものがしばしば現れますが、成熟個体の胞子葉の葉身はその欠点を補うかのような大振りで多数の胞子嚢をつけた胞子葉を形成しています。
Fig.10ではそのような大きな胞子葉が見られます。この胞子葉は胞子放出後には親種であるフユノハナワラビやアカハナワラビ同様、倒伏して枯死します。

アカフユノハナワラビの羽片の変異
Fig.13 アカハナワラビ、フユノハナワラビ間に見られる栄養葉羽片の変異

アカフユノハナワラビの胞子
Fig.14 Fig.13各個体に対応する胞子
1~6まで全て同一自生地のもの。羽片や裂片の中肋は6を除いていずれも色がうすいことが分かります。6は紅変の色の具合が少し違いフユノハナワラビの範疇のように見えますが、胞子は「凸字状」のものが多量に混じり、1~5の個体と混じって生育しているため、アカハナワラビの血が入っているだろうと考えています。2~6の胞子は粒に大小があったり、著しくへこんで不稔と思われるものが多く混じっていました。
関連ページ 関西の花/シダ・アカフユノハナワラビ



モトマチハナワラビ集団内に見られる推定種間雑種


1.モトマチハナワラビ×フユノハナワラビ Botrychium sp. × ternatum

モトマチハナワラビ×フユノハナワラビ 1
Fig.15 モトマチハナワラビとフユノハナワラビの推定種間雑種 (兵庫県丹波市 2014.11/13)
モトマチハナワラビ群生地の外縁部にフユノハナワラビ様の冬緑ハナワラビと混生しているもので、成熟個体はモトマチハナワラビと同等の大きさになり、やはり他の雑種同様に胞子葉の葉身が大きくなるようです。

モトマチハナワラビ×フユノハナワラビ 栄養葉
Fig.16 栄養葉 (兵庫県丹波市 2014.11/13)
栄養葉はフユノハナワラビよりも大きくなり、羽片の切れ込みは細かくて裂片は細長いものが多く、鋸歯は鈍頭~鋭頭と変異に富んでいました。
画像には3個体が隣り合って生育していますが、それぞれ特徴が微妙に違っているのが分かります。

モトマチハナワラビ×フユノハナワラビの胞子
Fig.17 Fig.15の胞子 (兵庫県丹波市 2014.11/13)
胞子表面にはモトマチハナワラビに顕著に見られる突起はほとんど見られず、フユノハナワラビのようにほぼ平滑にみえます。不稔と思われるへこんだ胞子が少量混じっていました。

紅変しはじめたモトマチハナワラビ×フユノハナワラビ
Fig.18 紅変しはじめた栄養葉 (兵庫県丹波市 2014.12/5)
日当たり良い場所に生育するものは紅変するようです。
紅変すると葉面の光沢がやや目立ち、葉縁部は暗赤褐色気味に染まり、中軸や羽軸近くはモトマチハナワラビの影響を受けて黄褐色気味に染まっています。

モトマチハナワラビ×フユノハナワラビ 羽片の変異
Fig.19 モトマチハナワラビ、フユノハナワラビ間に見られる栄養葉羽片の変異

モトマチハナワラビ×フユノハナワラビ 胞子
Fig.20 Fig.19各個体に対応する胞子
1~6まで全て同一自生地のもの。裂片の形状や幅は変異に富み、鋸歯は尖ったものから鈍頭のものと様々で、フユノハナワラビのように見えるものも混じっています。
胞子はやはり大小があったり、へこんで不稔と思われるものがかなりの頻度で混じっています。


2.ホソバオオハナワラビ(仮称) (モトマチハナワラビ×オオハナワラビ) 
                      Botrychium sp. × japonicum


ホソバオオハナワラビ(仮称) 1
Fig.21 ホソバオオハナワラビ(仮称) (兵庫県篠山市 2013.11/12)
モトマチハナワラビとオオハナワラビの混生地で稀に見かけるもので、両種の中間的な形質を持っています。今のところ兵庫県内では4個体のみを見つけており、変異を詳しく調べるまでにはいたっていません。ここでは他の2個体の草体と胞子をそれぞれ並べるにとどめておきます。

ホソバオオハナワラビ(仮称) 2
Fig.22 阪神間に見られた個体 (神戸市 2014.12/11)
オオハナワラビ群生地に1個体だけ生育しているもので、モトマチハナワラビは今のところ同じ区内のかなり離れた場所に1個体のみを確認しています。
オオハナワラビとするには裂片の幅が狭く、胞子には明らかに不稔と思われるものが多く混じっています。

ホソバオオハナワラビ(仮称) 3
Fig.23 モトマチハナワラビに近い個体 (兵庫県篠山市 2013.12/24)
モトマチハナワラビとオオハナワラビの混生地に生育しているもので、モトマチハナワラビ寄りですが裂片の数が少なく、裂片間の幅も広いものです。胞子には「凸字状」の不稔とみられるものが混じっています。



ハナワラビ類の雑種に見られる共通した特徴

1.充分に生育した個体では胞子葉の葉身が大きくなることが多い。
2.胞子表面に突起のあるオオハナワラビ、モトマチハナワラビが、表面が平滑に見えるフユノハナワラビ、アカハナワラビと交雑した場合、表面が平滑な胞子を持つものが現れやすい。
3.雑種と思われるものが群生している場合、胞子が正常である割合は高く、栄養葉に多様な変異が見られる集団では浸透交雑が起こっている可能性が高い。このような集団では多少ともへこんだ不稔と考えられる胞子が混じっていることが多い。
4.不稔の胞子がほとんどを占める個体はおそらくF1雑種ではないかと思われる。この場合、乾燥した状態で胞子葉から胞子をスライドグラス上に撒いても、胞子同士の分離は悪く、多くのものは塊状となる。
雑種の不稔胞子を多く含んだ塊
Fig.24 塊状になった胞子 (兵庫県丹波市 2014.12/5)
モトマチハナワラビ×フユノハナワラビのもので、不稔胞子が大量に見られた個体のもの。



3種以上が交雑を繰り返したように見える例(推定3種複合雑種)

推定3種複合雑種 1
Fig.25 3種交雑と考えられる例 (神戸市 2014.12/7)
アイフユノハナワラビとアカフユノハナワラビの混生地に見られた個体。
アカネハナワラビとするには鈍頭となる鋸歯の割合が多く、オオハナワラビ、アカハナワラビ、フユノハナワラビ3種の中間的特長が見られます。

推定3種複合雑種 2
Fig.26 3種交雑と考えられる例 (神戸市 2014.12/23)
アイフユノハナワラビ群生地中に1個体のみ見られたもの。
栄養葉の形状はアイフユノハナワラビ的ですが葉面のカスリ模様が明瞭であり、アカハナワラビの影響がうかがえるものです。

推定3種複合雑種 3
Fig.27 3種交雑と考えられる例 (神戸市 2014.12/19)
アイフユノハナワラビ群生地に1個体のみ見られたもの。
羽片の切れ込みは細かく、鋸歯もほぼ鋭頭で、アイフユノハナワラビにモトマチハナワラビの影響を感じさせる個体です。

推定3種複合雑種 4
Fig.28 3種交雑と考えられる例 (神戸市 2014.12/23)
アイフユノハナワラビ群生地に見られたもので、担葉体ごと倒伏している個体です。
中軸や羽軸が半ば黄褐色を帯びており、モトマチハナワラビの影響を感じさせます。

推定3種複合雑種 4の羽片
Fig.29 Fig.28の羽片 (神戸市 2014.12/23)
羽片の切れ込みは細かく、葉面にはやや光沢が見られ、鋸歯も鋭頭気味です。


以上のように混生地や雑種の群生地では、注意して観察すると3種が交雑していると考えられる例が見られます。
2015年度はこれら厄介とも言える3種混合雑種をできるだけ見分ける眼を養うよう、さらに観察を継続していきたいと考えています。



付記:石化したハナワラビ

石化したハナワラビ 1
Fig.30 公民館前の石化した集団 (兵庫県丹波市 2014.11/13)
モトマチハナワラビとフユノハナワラビが見られる社寺に隣接する公民館前に生育しているもので、右上の光沢のあるものがモトマチハナワラビ、その他はモトマチハナワラビ×フユノハナワラビがそれぞれ石化したものだと思われます。公民館など公共の場所では雑草防除のため除草剤が使用されることが多く、このような光景をよく見かけます。
こういった個体の胞子は全て不稔となっています。

石化したオオハナワラビ
Fig.31 石化したオオハナワラビ (京都府京丹波町 2013.3/30)
集会所の前庭に見られたもの。周辺には種不明の石化個体が多数生育していました。

石化個体の胞子葉と胞子
Fig.32 石化したハナワラビsp.の胞子葉(左)と胞子嚢内(右) (兵庫県丹波市 2014.11/13)
胞子葉につく胞子嚢はほとんど開かないか、または中身が無くタコの吸盤状にへこんでいるのが見られます。開かない胞子嚢内部には正常な胞子はなく、しぼんだ不定形の胞子が内壁にこびりついています(画像右)。
こういった石化と不稔状態はかなり長期間にわたって継続するようで、原因となる除草剤がスルホニルウレア系、パラコート、グリホサート、あるいは他の阻害剤などのいずれによるものかは分かりません。


関連するブログ内の過去記事
紅変したハナワラビ達 (2014/02/10)
冬のハナワラビの迷宮 (2013/03/17)

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category: シダ

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